出張用ビジネスバッグの選び方と、人気おすすめブランドを厳選しました。
出張用のビジネスバッグの選び方
1 容量について
出張へ行くのですから、バッグの容量に関しては、通常の出勤用バッグよりも大きいものを選ぶようにするのが原則です。
ただし、日帰りや一泊程度の出張なのに、巨大なボストンバッグやスーツケース類を選んでしまうとミスマッチになってしまうので、適材適所でほどよい大きさのものを選ぶようにしましょう。
行きに必要な荷物が入るかどうかだけではなく、帰りのことまで考えて大きさを選ぶようにするのがポイントです。
取引先で急に荷物が増えることになるかもしれませんし、社内の人々にお土産を購入していく場合も出てくることでしょう。
基本的に「大は小を兼ねる」という発想でいておく方が、何かと後悔しなくて済むはずです。
2 仕様について
ショルダースタイルに対応していたり、リュックスタイルに対応していたり、多機能であるものを選ぶようにしておくと安心です。
2WAY、3WAYで、様々な持ち方に対応してくれていると、持ち方を変えることで負担が分担されます。
手提げのみの1WAYだと、出張先では疲れてしまう可能性があります。
またポケットや収納の部屋も、できるだけ多くて充実しているものを選ぶようにしましょう。
3 外観について
職種にもよりますが、基本的にはシンプルなものを選ぶようにしましょう。
黒か茶色、もしくはネイビーなど、無難な色を選んでおくのがオススメです。装飾に関しても、ギラギラし過ぎていない、落ち着きのあるものを選ぶようにしてください。
ただし、シンプルがいいからといって、ただ安っぽいものを持っていってしまうと、取引先からの信頼度に関わってきたりしますので、高級感はあった方がいいでしょう。
4 内装について
コンパートメントが多く、小分け収納のためのポケットが充実しているものを選ぶと、重宝するはずです。
スッキリと1つの部屋があるだけの方がわかりやすいというタイプの人も、中にはいるかもしれませんが、基本的にポケットは多ければ多いほど便利であると感じるはずです。
ポケットが少ないデザインのものを使う場合には、バッグインバッグスタイルや、ポーチなどを併用することでスマートに対応しましょう。
5 素材について
ビジネス用のバッグといえば、定番はレザーですが、出張で使うバッグの場合には、本革のものにこだわる必要もないでしょう。
なぜなら、本革のバッグは、雨や汚れや摩擦に弱かったりすることが多いからです。
それよりは、耐久性の高いナイロン素材のものを選ぶようにしておけば、急な悪天候、過酷な状況にも耐えることができます。
同じナイロン素材でも、コーデュラナイロンなど、高級感のある立派な素材のものがあるので、必要に応じてチョイスしてみてください。
6 機能について
防水、防汚対策のしっかりしているバッグを使うようにすれば完璧です。
出張用バッグの場合には、スタイルだけでなく、しっかりと機能面も充実しているものを選ぶことをオススメしておきます。
7 値段について
出張用のバッグは、多機能で、耐久性に優れており、かつ大容量であって欲しいので、安かろう悪かろうのものを選んでしまうのはよくありません。
しっかりとした品質のものには、それなりの値段が付けられているので、ここは出費を惜しまないようにしてください。
かといって、ハイブランドだからというだけで、何十万円もするような高価なバッグを選ぶ必要はないでしょう。
最もオススメできる価格帯は、3万円くらいから、10万円台後半くらいまでです。
オススメの出張用バッグブランド
Orobianco(オロビアンコ)
オロビアンコの魅力は、いくつもあります。まず、価格帯が比較的リーズナブルであるということ。
それでいて、イタリア発のブランドであるという説得力もありますし、デザインも華やかで、存在感と高級感があります。
唯一難点があるとしたら、若いビジネスマンの間で流行し過ぎているということでしょう。
他の人とかぶらないブランドに注目したい!ということなら、避けておきたいところかもしれませんが、それでもオロビアンコの魅力にはかなわないはず。だからこそ、爆発的に人気があるのです。
便利で耐久性も高く、出張というシチュエーションに最適なバッグの数々に出会っていってください。
出張用のバッグに求められるのは、ズバリ!機能性の高さでしょう。
バッグを機能性で選びたいということであれば、TUMIは、世界一それに相応しいブランドであるといって間違いありません。
TUMIよりも高機能なバッグを探すのは、難しい…というくらい、徹底的にビジネスシーンに向いている仕様のバッグが揃っているので、安心してショッピングを楽しんでいってください。
2WAY、3WAYで使えるなんてことは、TUMIなら当たり前。耐久性も、軍隊で用いられれるほどに高く、キャリーケースとの連結なども完璧です。
ポーターは、日本の老舗革製品ブランド、吉田カバンが自信を持って世に贈り出している、オリジナルブランドです。
ポーターのロゴマークが施されているバッグなら、とりあえず安心して持つことができると考えているメンズも多いはず。嫌味もありませんし、アンチがいるような存在でもありません。
迷ったらポーターにしておけば、絶対的に間違いがないといっていいでしょう。
品数も多く、一度に全ては見きれないという程です。出張用のバッグだけでなく、日頃の通勤用のアイテムも含め、是非、幅広い視野で探してみてください。
サムソナイトは、アメリカで誕生した旅行用バッグのブランドです。
そもそもが長時間の旅に適しているバッグのブランドとして出発しているので、出張用のビジネスバッグを探しているのであれば、これほど最適なブランドもないでしょう。
出張用の多機能なバッグというと、TUMIが主流なのですが、TUMIだと、ポケットなどが充実し過ぎているので、もっとスッキリしているものが欲しいなぁ…というタイプの人や、あえて王道を少し外したブランドでオシャレを楽しみたいという人は、サムソナイトを狙う傾向にあるようです。
エースは、ありとあらゆる旅のシーンに向けたバッグを開発している、日本のバッグブランドです。
全ての移動を旅であると捉えているので、とにかく幅広い用途に対応している、キメの細かいラインナップが魅力的です。
出張用のビジネスバッグを探している段階なのであれば、間違いなくエースは覗いておいた方がいいでしょう。
色気のある、セクシーなブランドもののバッグが欲しいという人からすると、エースは無機的に映って見えるのかもしれませんが、機能とコスパで選びたいのであれば、エースは最強の存在です。
サンワサプライは、日本の岡山で誕生した、ビジネスマン向けの高機能なバッグが揃っているブランドです。
いわゆるファッションを楽しむことを目的としているバッグ…というよりも、カメラを入れたい、とか、精密機器を持ち運びたい、といった、特殊な用途に対応している、多機能なバッグを開発しているイメージなので、ニッチな層に向けたビジネスバッグが展開されているというイメージです。
意外と派手なカラーのものも揃っていたりするので、柔軟な思考でサンワサプライのラインナップに注目してみてください。
出張用の便利なバッグというと、あまりスタイリッシュではなく、機能に寄り過ぎているものばかり見掛けるなぁ…なんて不満を抱いている人は、ブリーフィングのバッグを狙いに行くべきでしょう。
ブリーフィングは、ミリタリーテイストを巧みに取り入れているブランドで、ファッション性も高いところがポイントなのです。
価格帯も手頃なので、若いビジネスマンにとっても安心して頼れる存在であると言えるでしょう。
黒地に赤のロゴマークがポイントなので、これを堂々と見せつけるように持ち歩いてください。
MANHATTAN PASSAGE(マンハッタンパッセージ)
マンハッタンパッセージは、日本で1974年に誕生している老舗のバッグブランドです。
主にビジネス向けのブリーフケースや、バックパック、出張用のボストンバッグなどを展開しています。
マンハッタンパッセージの企業理念は、見えないところにこそ、大事なものが詰まっているということ。
外装を美しく見せるだけでなく、持った時にいかに軽量であるか、ということなどに全力を尽くして開発を行っているのです。
1万円台で入手できる高品質なバッグが多く、知る人ぞ知る、最強コスパのブランドと言われているので、大注目してください。
ヒデオワカマツのバッグを購入している層は、本物を見極める目を持った、こだわり派の30代〜40代前後のメンズです。
20代のうちは、ハイブランドの響きや佇まいに惹かれたりすることでしょうが、大人になってくるに連れて、確かな品質のものを、お手頃な価格で手に入れたいという思いが強くなってくるわけで…。
機能的でありつつ、デザイン性にも優れているヒデオワカマツのバッグは、多くの人にとって手を伸ばしたくなる存在なのです。
際立った雰囲気のバッグが1万円台〜2万円台くらいで入手できるので、これは必見です。
ザ・ノース・フェイスは、学生にとってもおなじみの、スポーティなブランドです。
ビジネス向けバッグが揃っている…というイメージは薄いかもしれませんが、耐久性のことを考えるなら、意外にザ・ノース・フェイスのバッグこそ、最適なのでは!?という発想に辿り着く人もいるはず。
是非、出張に持っていったらどんな印象になるか…という視点で、ザ・ノース・フェイスのラインナップを隅々までチェックしていってください。
価格帯もリーズナブルなので、コスパが良く、長年に渡って愛用できるバッグに出会えることでしょう。