僕は、財布に関しては、折り畳み式のコンパクト派なんですが、折り畳み式の財布って、なんとなく小銭入れ感覚というか…、ちょっとチープな印象を受けてしまいがちだったりしないですか?
「できるだけ高級感のある折り畳み財布ってないのかなぁ…」と、あちこち探していたところ、ココマイスターの商品は、全体的にどれも気品に溢れているなぁ、という感じがしたので、ここに狙いを定めてみよう!と思ったんです。
革の質や形状や色など、選べる種類も多そうだったので、もっと見てみよう!という気になりました。
この財布の気に入っているポイント
ナポレオンカーフに魅せられて購入
色々な種類の革を見ていく中で、僕が惹かれたのは「ナポレオンカーフ」という革です。
高級感がありながらも、エレガント過ぎず、どこか、遊び人っぽいワイルドな男が使っていそうな財布…という雰囲気を持っていたところが、気に入ったポイントです。
さらに、外側だけでなく、内側に使用されている革も、同じナポレオンカーフだというところが気に入りました。
全方向がジップで囲まれているようなタイプの財布だったら、外側と内側が、ハッキリと分かれているので、内側は全く違う雰囲気でもいいと思うんですが…。折り畳み式の財布って、内側も、通常の状態でほとんど見えているので、なんというか、外と内の区別が曖昧ですよね。
だからこそ、全てがナポレオンカーフで覆われている、贅沢なこの商品に、魅力を感じたんです。
エイジングが凄い所もお気に入り
ただ、現在、2年ほど愛用しているのですが、外側と内側で、かなりエイジングの状態に差がついてきました。
元々、あえて2トーンのものを選ばずに、1トーンの財布で決定したつもりだったのですが、これだと、2種類の革を使っているのではないか、というくらい、見た目の色が違いますよね!
でも、決してこの状態に不満を持っているというわけじゃないんです。
最初は内側と外側の革が同じであるということに魅力を感じていましたが、今では、それぞれ違う時間の経過を辿ってきた、2つの状態の革を眺め、見比べることが楽しみになっています。
見ての通り、外側には、傷がいくつも付いていますし、内側も、何度も使った箇所には、手垢で出来たであろう汚れが目立っていますが、これこそが、いわゆるエイジングというやつですよね。
革の財布って、使い込んでこそ、真の価値が出て来ますからね。男の財布としての、いい「味」が滲み出てきたんじゃないかと思い、さらに愛着を持って使っています。
ナポレオンカーフ ボナパルトパースを実際に使用してみた感想
元々、コンパクトでスリムな財布だなと思っていましたが、使い込んでいくうちにさらにクタッとしてきて、かなり薄くなり、使い心地はとても良好です。
ズボンの尻ポケットに入れる時にでも、シルエットがもこっとしてしまうことはありません。
薄型なので、収納力は期待できないかのように見えるかもしれませんが、実はこの財布、意外と入るんですよね!
札入れの部分には、仕切りが付いていて、レシート類とお金をしっかり分けて収納できますし、カードも4枚ほど入ります。
ちなみに、僕はカードに関しては、あまりにも所有量が多いので、カード入れを別で持ち歩いているんですよね。なので、財布に関しては、4枚も入ればそれで充分なんです。
それと、今回、このレビューを書くにあたって、あらためて公式サイトの解説をチェックしてみたのですが、お札入れが180度に開くよう、設計されているのって、当たり前のことじゃなかったんですね。
日本の職人ならではの技術が詰め込まれているということを、改めて知って驚きました。
お札を取り出す時の使用感を、極限まで突き詰めた結果、このような設計になっているということなんですね。確かに使いやすいと思います。
小銭入れも、口が大きく開くので、中がとても見やすいです。
これも当たり前のことだと思っていましたが、よく見ると、ちゃんと小銭を入れるための部屋が、ガバッと前に開くように設計されていて、ハッとさせられました。
同じ財布でも、こういった何気ない部分にまで魂を込めて作っているかどうかって、ブランドによって大きく変わってくると思います。
そして、ココマイスターは、プロ根性の塊みたいなブランドなんだなぁ、と改めて感じました!
まとめ
ナポレオンカーフボナパルトパースを2年ほど愛用している僕が、その使用感や、気に入っているポイント、エイジングの状態などについて、レビューさせてもらいました。
ココマイスターは財布だけでも種類がとにかく多いので、一度覗いてみて欲しいです。きっと、これぞ!と思うようなピンとくる財布が見つかるはずです。日本の男性が使いやすいと感じるようなデザインのものがとても多いんですよね。
実店舗は少ないみたいですが、通販でも購入できますし、公式サイト内をただ見て回っているだけでも楽しめますよ。