会社の先輩が、高級そうな財布を使っていて「それってどこのブランドですか?」と尋ねたら、『コココマイスター』だと教えてくれたので、僕もマネして買ってしまいました。
先輩の持っていたブライドルの財布の印象がとても良かったので、僕もブライドルシリーズにしよう!ということは決めていたんですけど、あまりにも色や形状が似ている財布を選んでしまうと、なんとなく先輩に対して、真似し過ぎで、申し訳ないかな…という気がしたので、あえて、ブラックや濃いブラウンは外すことにしました。
それに先輩は長財布を使っていたのですが、僕は二つ折り財布派なので、あまり被らないなと思いこれに決めました。
この財布の気に入っているポイント
ヨーロッパ産のブライドルレザー
ブライドルは、黒やブラウンの方が主役…という印象の革でしたが、僕の選んだヘーゼルという色も、革らしい雰囲気が出ていて、個人的にはこちらの方が、可愛らしく、明るい印象だし、結果的にものすごく気に入りました。
ブライドルは、ヨーロッパ産の革で、主に馬具なんかに使われているということだそうです。
つまり、それだけ丈夫で、傷や汚れにも強いということみたいですね。革にも、ダメージに強いものとそうでないものがあるんだなぁ、と勉強になりました。
元々、白い粉がうっすらと浮いていますし、傷跡のようなものも味として無数に刻まれているので、ここに何かダメージを与えてしまったとしても、確かに目立たないんですよね。
革初心者の僕には、ピッタリの革だなと思いました。
内装までブライドルレザーを使用
僕の選んだシリーズの財布は、内装にもブライドルが使用されているということで、かなり贅沢な仕様なんですよね。
内装は別のヌメ革で2トーンになっているようなタイプのものもあり、かなり迷ったんですが、やはり、こちらの方がパッと見の高級感が違いましたし、毎日使うものなので、妥協せずに、イイと思ったものを買おうということで、こちらに決めました。
さりげなくロゴを刻印
パカっと開いた時に、刻印されているロゴのさりげない感じもお気に入りです。
ココマイスターって、海外の有名ブランドみたいに、ブランド名を前面に押し出してこないんですね。
オーソドックスで使いやすい商品ばかりが揃っていて、財布そのものではなく、財布を使う人が主役になるように…と、考えてくれている、控え目で良心的なブランドだな、と感じました。
いかにも日本のブランドといった感じの、奥ゆかしさがありますね。
ジョージブライドルバイアリーパースを実際に使用してみた感想
使用感も抜群ですよ!お札入れと、カード入れと、小銭入れ…、それぞれが、申し分なくちょうどいいバランスで機能しあっていて、不自由さを感じたことがありません。
コンパクトでありながらも、収納力は充分だと思いました。
カードポケットが、実は見えないところにも隠されていたりして、遊び心もあるなぁ、と。
お札入れにも、仕切りがあるので、大事なお金と不要なレシート類をちゃんと分類して収納することができます。これは、細かいことですけど、嬉しい仕様ですよ!
小銭入れは、ホックで止めるようになっているのですが、ガバッと手前に大きく開いてくれるので、中がとても見やすいです。
本当に使う人のことが、細かいところまで計算し尽されていて、ストレスを感じさせない、一流品だなぁ、という印象を受けました。
ジョージブライドルの経年変化
ブライドルは確かに丈夫な革みたいですね。それに、縫製がしっかりしているのか、しばらく使っていても、ほつれてきたり、ボロくなってきたり…ということがありません。
それでありながら、革の雰囲気だけは、いわゆる「経年変化」というやつのおかげで、イイ感じにテカッと光沢感を増してきてくれています。
革って、時間とともに劣化していくんじゃなく、味わいを増していってくれる、ってところがいいですよね。
まとめ
ココマイスターは、一流の良質な品を取り扱っていながら、ブランド名を前面に押し出してくるあ感じじゃなく、使っている人の気持ちを考え、使っている人自身が主役になるように、フォローしてくれるような、日本らしいブランドだな、と思いました。
まだそこまで知名度が高いような印象を受けてはいませんが、良い商品ばかりが揃っているので、これから確実にもっと人気が出てくることと思います。
超有名ブランドになった頃に、ココマイスターの経年変化後の財布を持っていたら、鼻の高い気分を味わえるんじゃないかなぁと、ちょっと期待しています。