エピとは、フランス語で「麦」のことを指します。エピという名称がつけられているシリーズは、細かい横線状の型押しが施されているのですが、これが、揺れる麦の穂のように見える、ということで、エピという名前が付けられている、とのことです。
出典:https://jp.louisvuitton.com/
エピシリーズに採用されているのは、上質なグレインレザーで、美しい光沢と独特の風合いがエレガント、ということで高い人気を誇っています。
さらには、美しいだけでなく耐水性も高いので、実用性という面においても優れていますし、時の経過と共に、さらに深い味わいになっていく、という点も魅力的だったりします。
ちなみに、ルイヴィトンといえば、代表的な柄は、市松模様のダミエや、家紋をあしらったような、あの有名なモノグラムなどです。
こういった、いかにもルイヴィトンらしいシリーズと比較すると、エピの場合は、特にそういった主張がありません。
だからこそイイ!と思う人にとっては問題ないのですが、このエピのようなテイスト自体は、その他のブランドからも、普通に展開されているものだったりするので、ルイヴィトン「らしさ」を狙いたい!という人は、購入するかどうかについて、慎重になった方が良いでしょう。
ルイヴィトンからしか販売されていないテイストだ!と考えてしまうのは誤りです。
エピを持ちつつ、ヴィトン製であることもさりげなくアピールしたい、と思う人は、エピの模様の中に、ヴィトンのロゴマークが施されているかどうかをしっかり確認してください。
人に見えるように財布を持つ時も、「LV」のマークが表に来ていないと、どこの財布かがわかりづらいので、これについては、頭の片隅に入れておきましょう。
価格帯や購入層は?
エピの財布の価格帯についてですが、同じモデルのモノグラムやダミエなどよりも、実は少々金額がお高めとなっています。
単なる模様ではなく、エンボスという工程が入りますので、その分の費用が掛かってくるというイメージです。
具体的には、モノグラムがの財布が7万円だとすると、エピの財布は、プラス8千円といった具合です。実は、贅沢な買い物、というわけですね。
…となってくると、モノグラムやダミエを差し置いて、わざわざエピの財布を買おう!という人は、よほどの人、ということになってきますので、ある意味、かなり威張りを効かせることのできるアイテムでもある、ということになります。
世間の評判は?
ヴィトンのエピに対する世間の評判ですが、モノグラムやダミエに飽きてしまった人にとって、救世主的存在として、強く求められているようです。
模様が施されているタイプの商品よりもアダルト感が強く、マニアックなアイテムということで、やはり、ツウな人々の注目を集めています。
中高生ですら、ヴィトンのモノグラムを使っている時代なので、あえてエピを狙いに行きたがる、という大人は多いようです。
オススメの商品は?
エレガントなエピを、クールなカラーで楽しめるシリーズになっています。
ブラック系にするか、ブルー系にするか、迷ってみてください。コーナー部分には、しっかりと「LV」の文字も刻印されていますし、内装にも、上品なロゴ文字が入っています。
飽きが来ず、長く愛用していけるタイプなので、かなりオススメ。
高級感のあるエピのヴィトンウォレットを、あえてコンパクトなサイズでラフに使う、というのが、デキる大人のメンズにはよく似合います。
ズボンの尻ポケットから出てくる財布が、こんな財布だったら…、同性からも異性からも、一目置かれることは間違いないでしょう。
こんな人に向いている!
ルイヴィトンといえば、モノグラムやダミエなどの柄が有名です。
初心者は、どうしても、ヴィトンの商品を買い求める時に「らしさ」を求めてしまう傾向があるので、そんな中、エピを購入するというのは、発想として「上級」的ということになります。
実際に、ヴィトンの商品を購入するのは、もう複数回目だという人や、みんなと同じじゃつまらない!けれど、ヴィトンのことは信頼している、なんて人には、エピが向いていると言えます。
上品で優しいテイストが魅力なので、是非、エピに注目してみてください。
まとめ
以上、ルイヴィトンから展開されている、エピシリーズについて、特徴や魅力、世間の評判などをお伝えさせてもらいました。
一見すると、どこのブランドの財布かわかりづらい、という特徴はありますが、それをメリットと捉えるのか、デメリットと捉えるのかは、その人の価値観次第!ということになってくるでしょう。
ヴィトンの商品であるということを、どこまでアピールしたいのか、ヴィトンを使っているという満足感に、どこまで浸りたいのか…といったことを、自分自身によく問いかけた上で、購入を決意してみてください。
モノグラムやダミエよりも、価格帯は高くなりますので、ここは悩みどころでしょう!