昇進を機に、本革の財布を購入しようと思ったのですが、できるだけスマートで、スーツの内ポケットにもスッと入るような、スタイリッシュなものがいいなと思ったんです。
ただ、そうなってくると、収納力はあまり期待できないだろうということで、長財布とは別に、小銭とカードが数枚入るようなケースを持ち歩くことにしようかな、と。そこで目にとまったのが、ココマイスターの『クリスペルカーフロシュコインパース』でした。
この財布の気に入っているポイント
私が思い描いていた通り、メインの長財布では果たしきれない機能を、過不足なく担ってくれています。
小銭とカードがちょうど収まる、ジャストなサイズ感ですし、お札だって折り畳めば、数枚は余裕で収容可能ですので、旅行へ行く時や、フラッと近所のお祭りなんかへ行く時とか、このコインパースだけで充分だったりします。
私は週末、ジムに通っているのですが、ジムへ行く時にも、長財布は置いて、このコインパースだけで行動するようにしています。
かさばらないので、ウェアのポケットに入れておけて、途中で水やジュースなんかを買う時に重宝しているんですよね。
コンパクトなタイプの財布シリーズの中には、ただ折り畳むだけのものもありましたが、私はジムで走ったりしている時に、小銭やカード類が万が一落ちてしまって、なくしてしまったらどうしよう…という不安を感じたくなかったので、しっかりと3方向が閉まる、ジップタイプのものにしました。
ジップタイプにするのか、折り畳み式にするのか、それとも、ホック式や、引き出しタイプにするのか…といったところで、様々な選択肢があるというのは、ココマイスターならではの魅力だなと思いました。革製品を専門に扱っているだけあって、とにかく商品の種類が多いんですよね。
革の種類も多くて、本当に、どれにするべきか迷ったんですが、私が一番惹かれたのは、このクリスペルカーフという革で、シュッとした都会的な感じがとても気に入っています。
数ある革の種類の中で一番、光沢感が上品で、現代的だなと思いました。
もうちょっとアンティークな雰囲気のものもあって、それはそれで素敵だったんですが、僕はトレーニングウェアでも、このコインパースを持ち歩きたいと考えていたので、それを思うと、このクリスペルカーフが一番しっくり来ているように思ったんです。
クリスペルカーフ ロシュコインパースを実際に使用してみた感想
小銭と会員証がちょうど収まり、取り出す時もジップの動きがスムーズですし、普通にとても便利に思い、ハードに愛用させてもらっています。
中にはまだまだ余裕があって、カードだったら、あと3〜4枚は入りそうですし、ロッカーの鍵とか、ちょっとしたものもしまうことができます。レシートをもらった時でも、もちろん、問題なく収容できますよ!
ジムでも使っているので、体温と汗なんかでムレていそうなポケットにしまっていますが、それによって、この財布が劣化してきた…というような様子はありません。
むしろ、購入した当時よりも、ツヤが増してきて滑らかに…美しく変化してきたような印象です。
クリスペルカーフは、ドイツの革みたいですね。
ドイツって、イタリアやフランスなんかと違ってなんとなく、屈強な…というか、何事においても、耐性があって強いイメージです。それでいて、スタイリッシュという。こういった、ハードに使いたいタイプの財布の生地に、ドイツの革はとても向いてるんじゃないかな、と思いました。
購入した後で気づいたんですが、このコインパースは、内装にも、外装と同じクリスペルカーフが使われている、超贅沢な商品でした。
表面が乾いてきたら、定期的にクリームを塗ってメンテナンスすることで、さらに永く愛用できるということを聞いたので、一応、専用のクリームも購入してきました。
布になじませて、円を描くように塗ればいい、ということで、想像していたより、だいぶ簡単でした。バッグとなると面倒かもしれませんが、コインパースなら面積も小さいですし、可愛がりやすいですよね!とても気に入っているので、大事に使って、永く楽しみたいと思います。
まとめ
ココマイスターのクリスペルカーフロシュコインパースは、私のニーズにピッタリとハマってくれた、最高の商品でした。
光沢感のあるサラリとした革の雰囲気は、高級感があるのに、現代的でとてもスマートな印象です。
コインパースだけでなく、同じクリスペルカーフを使った商品は他にもたくさんあるので、私のレビューを読んで、クリスペルカーフの良さを少しでも感じ取ってくれた人は、そちらにも注目してもらいたいと思います。
ココマイスターは、ヨーロッパっぽい雰囲気のブランドですが、日本の職人さんが、丹精込めて手作業で1つ1つ商品を作っているということです。なんだかんだいって、メイドインジャパンって最高ですね!