ビジネスバッグと財布を新調しようと思い、ココマイスターの店舗へ足を運んだ時に、たまたまこの『コードバン馬蹄小銭入れ』を目にしました。
馬に対しては、個人的に多少、思い入れがあって…、馬関係のもので気に入ったものは、ちょこちょこ集めていたりした経緯があったため、この小銭入れも見た瞬間に「あっ!」と思ったんですよね。
小銭入れに2万円かぁ…というのは正直思ったんですが、あまりにもモノ自体がカッコよかったので、忘れられず…、ビジネスバッグと財布を買った後で、結局後日、また店へ行き、購入してしまったというわけです。
この財布の気に入っているポイント
やっぱりこの形状ですよね!馬の蹄鉄のような、美しい半円形に惹かれました。こんな小銭入れは、なかなか他にないと思います。
コードバンという革の質感と、全体の雰囲気がとてもマッチしているようにも思いますし、周囲に施されているステッチがまた、蹄鉄っぽさをさらに美しく演出していると思います。
パッと見ただけで、製造が難しそうな形状の商品…という印象を受けますが、ココマイスターには、日本の熟練された職人さん達が揃っているということで、こんなレベルの高いものでも、製造を実現可能にしているのでしょう。
中を開けると、鮮やかな淡いヌメ革で、ここもとても気に入っています。コードバンとヌメ、2種類の革の表情を楽しめるってお得ですよね!
ブランド名の表示場所についてなんですが、普通は、一番トップの目立つ位置に刻印しようと思いますよね?ところが、この商品の場合、ブランド名は、フタをパコッと開けた時の内側の表面に刻印されています。
この控え目感!奥ゆかしさが、私はとても気に入りました。主役はあくまでも、この小銭入れの持つ表情であって、ブランド名ではない、と思っていそうなところが好印象なんですよね。
コードバンは、美しいエイジングを遂げる革であるというところもお気に入りポイントです。
最初は、白いロウが粉状で浮いているのですが、使い込んでいるうちに、ツヤっと光沢感が出てくるその様は、「革の宝石」とまで称されているとか。
私は、この小銭入れを、毎日持ち歩いているわけではなく、コレクションの1つとして、わりと宝物のように大切に扱っているので…、そこまで大胆な経年変化をすぐに遂げていくとは思っていないのですが、購入後しばらくすると、確かに表面がツヤツヤしてきて、滑らかになってきているような印象を受けました。
次第に表情を変える、というところも愛着が湧くポイントなんですよね。
コードバン馬蹄小銭入れを実際に使用してみた感想
私は、この小銭入れを日常的に持ち歩いているわけではないのですが、旅行に行った時や、出張で出掛けた時、結婚式などのパーティーに出席する時なんかに、単発的に使っています。
なんとなく、非日常的な空間と相性がいいのかな、と思ってそうしてるんですよね。日常的に使い込み過ぎてしまうと、自分の中でのレア感が薄れてしまう気がしたので。
変わった形の小銭入れなので、「それ、いいですね!どこで買ったんですか?」と、後輩から声を掛けてもらうこともありましたよ!
パチンとホックで止めたりするのではなく、取っ手を持ち、手前に引くことで開けるというスタイルも、なんとなく上品というか、エグゼクティブな感じがしていいな、と思いました。
ちなみに、中はただの空洞…かと思いきや、実はポケットも1つあるんですよ!
小銭で買い物をして、レシートをもらった時なんかは、ここに分類して収納することも可能というわけです。細かい心遣いが嬉しいですよね!こういったところが、さすが日本のブランド、といった感じです。
小銭を取り出す時なんですが、スッとスライドさせることで、コインが降りてきてくれて、全体を楽に見ることができます。
目当ての金額を取り出しやすいんですよね。雰囲気に惹かれて買った商品ですが、ちゃんと機能性に関しても追求されていて、本当に良質な商品だなと思いました。
手のひらにすっぽりと収まるサイズ感、そして手のひらにしっくりくる形状なので、バッグやポケットの中にしまわず、ずっと持っていたくなります。
まとめ
私がココマイスターで見つけた、コードバンの馬蹄小銭入れについて、使用感等をレビューさせてもらいました。
コレクションアイテムっぽい感じですが、ちゃんと使う人のことが考えられていて、細かい部分まで丁寧に設計されているので、馬フリークならずとも、高級感ある小銭入れを探しているという人には、注目して欲しいと思える商品です。
コードバンは、「革の宝石」とも讃えられるほどの革なので、1つ持っておいて、経年変化の状態を楽しむ…というのもいいと思いますよ!
ココマイスターのハイレベルな職人技術が光る商品なので、是非、堪能してみて欲しいです。