チーバは1978年に、イタリアのトスカーナ地方で誕生したブランドです。
トスカーナ地方と言えば、イタリアの中でも特に、革製品の聖地として知られているエリアです。
そんなわけで、チーバも、設立当初から、家内工業にて、狩猟用のバッグや小物などを生産していたといいます。
1980年代に入ってからは、それまでに培った技術を生かして、ファッション系のアイテムを展開していくことになります。
機械化、効率化、が進んでくると、製造を海外に頼ったり、大量生産の体勢に入ったりするようなブランドも増えてきますが、チーバでは今でも、徹底して植物タンニン鞣しのレザーを使うことにこだわっています。
トスカーナ地方の職人達が、1つ1つ手作業で作り上げる贅沢な革製品を楽しめる、というのがチーバの魅力なのです。
ところで、もちろんですが…東京の隣にある県の、ゆるキャラとは、一切何の関係もありません。
チーバとだけ入力すると、横を向いた真っ赤な犬のキャラクターの情報がたくさん出てきてしまうので、革製品ブランドのチーバの情報を知りたければ、「CI-VA」 と入力するか、「チーバ ブランド」「チーバ 財布」などと入力しましょう。
商品の特徴は?
チーバの商品の世界観は、ナチュラルで、いかにも革の魅力が引き立ちそう、といったシンプルなテイストが魅力となっています。
余計な装飾などは一切施されていない、というのが特徴で、中央の目立つ位置にポンと紋章のようなロゴマークが刻印されている、というのが基本です。
カラーリングは様々で、レッドやイエローなど、派手な色の商品も展開されていますが、代表的なカラーは、自然なヌメの色や、定番のブラック、ブラウンなどです。
価格帯や購入層は?
チーバの財布の価格帯は、3万円〜5万円くらいが中心です。
高過ぎるわけでも、安過ぎるわけでもない、絶妙な価格帯なので、オシャレにきちんとお金を掛けたい、けれど、有名どころのハイブランド品に手を出すのは、ちょっと気が引ける…なんていう、良識的で謙虚な大人の男女にウケているようです。
世間の評判は?
チーバは、知名度が高いブランドではないので、悪評などは全く目立っていませんでした。
お気に入りのブランドとして、よく一緒に名前が挙げられていたのは、イルビゾンテや、ダンゲンテンなどです。
いずれも、革の魅力を引き立てるのが得意な、オーソドックスでかつオシャレなブランドですので、これらの情報も参考にしてみつつ、チーバのイメージを掴んでみてください。
ちなみに、チーバのロゴマークは、洗練されていて、さりげなく、かなり魅力的なのですが、イルビゾンテなどのロゴマークと比べると、自己主張はそこまで強くありません。
ただ、逆にファッションの邪魔をしてくることがないので、汎用的なマークのようにも使えるのが、良いところであるとも言えるでしょう。
本当は赤と緑の2トーン状態が正式なのですが、財布に刻印されている場合は、エンボスが基本なので、色はモノトーンとなっています。
オススメの商品は?
イタリアの天然皮革素材が採用されている、なんともナチュラルで上品なラウンドジップ長財布です。
この質感は、革製品愛好家には、たまらなく魅力的に映ることでしょう。
シボのテイストも美しく、非常に味わい深いですし、時間の経過と共に、どのような表情へと変化していってくれるのかが、また楽しみでもあります。
ジップ部分にもロゴマークが施されていて、造りの丁寧さが感じられます。
よく見ると、彩度が抑え目の迷彩模様で仕立てられているハイセンスなロングウォレットです。
カモフラ柄をプリントする際には、角度をランダムにセットした、とのことで、微妙な柄の表情を楽しむことができます。
シリーズ特有の不均等なシボが目立ちにくくもなっていて、少し艶の出ている質感がまた魅力的です。
どこで購入できる?
チーバの商品を購入することのできるショップは、京都と福岡にしかないので、このエリア近郊に住んでいる人はラッキーですが、そうでない人は、普通にオンラインショップでの購入を検討してください。
公式サイトのショップ項目をクリックすると、そのまま E-STORE ページに飛べるようになっていますので、こちらを頼るのが良いでしょう。
まとめ
以上、こちらの記事では、イタリアで誕生した、革製品のブランド、チーバについて、特徴や魅力、世間の評判などをまとめてお伝えさせてもらいました。
1点1点、職人が手作業で生み出しているという、高品質な革製品を楽しむことができますので、是非、この機会にチーバのことを意識してみてください。
アンチが少ないブランドで、良質なブランドを選んでいる大人、という印象を持ってもらえますので、かなりオススメです。