特徴としては、チェック柄に近く、日本では「市松模様」と呼ばれている柄が、このダミエと同じデザインになります。
ダミエが展開されるようになった当初は、基本的に、代表的なモノグラムを踏襲する形で、茶色の濃淡という2色のパターンで構成されていましたが、2007年頃からは、青と白のバージョンや、黒とグレーのバージョンなども登場するようになりました。
ちなみに、この3つのダミエパターンには、それぞれ名称が付いており、茶系のものは「エベヌ」、白系のものは「アズール」、黒系のものは「グラフィット」と呼ばれています。
この名前がスッと出てくるようだと、ヴィトン通、ということをアピールできるでしょう。
ダミエは他にもこの3パターン以外に、紺色系の「コバルト」、立体的な凹凸が施された「アンフィニ」などがあります。
エベヌに関しては、実は、モノグラムよりも歴史が古い、という背景があります。
しかし、あまりにも簡単な模様であるために、模倣をされてしまうことが多く、長い間、モノグラムの陰に封印され、ラインからは姿を消していたのだそうです。
ダミエの場合、ヴィトン製であるかどうかが、パッと見でわかるのか、ということについてですが、模様の1区画に、文字でルイヴィトンのロゴが施されているので、これがよく見える位置にあれば、説得力が変わってきます。
出典:https://jp.louisvuitton.com/
価格帯や購入層は?
ダミエの財布の価格帯は、その他のヴィトンの商品と比べて高かったり、低かったりするのかというと、特に変わりはありません。
同じ形状の財布であれば、モノグラムであろうと、ダミエであろうと、価格は基本的に一緒です。
購入層についてですが、ヴィトンのことは好きだし、憧れもあるけれど、「これ見よがし」な感じになってしまうのがちょっと…、ということでモノグラムを敬遠したがる人などは、ダミエに手を伸ばす傾向があります。
つまり、ダミエの愛用者は、ちょっぴりシャイで謙虚な若い男性に多いと言えるでしょう。
といっても、ルイヴィトンがダミエを展開しているということは、少しでもブランドに詳しい人にとっては周知の事実ですから、誰が見ても、どこのブランドなのか、全くわからない!ということはありません。
ほどよく威張りも効き、アピールもできるという点が、ダミエの持つ魅力なのです。
世間の評判は?
ダミエの評判についてですが、モノグラムにつぐ、ヴィトンのシグネチャー的モデルとして、人気はかなり高くなっています。
特にグラフィットは、男性ウケが良く、ヴィトンデビューをする人が狙う最初の取っ掛かりとして、かなり絶妙で、手頃だと思われているようです。
オススメの商品は?
ダミエのエペヌが施されている、典型的なルイヴィトンらしいモデルの財布です。
内装は、シックに黒で統一されており、外と内には、それぞれ違うロゴ文字が刻印されていて、贅沢な仕上がりと言えるでしょう。
小銭入れ部分のジップは、鮮やかなシルバーで、こちらにも高級感があります。
若い世代に人気のラウンドジップモデルで、内装が鮮やかなブルーというところが鮮烈でオシャレなロングウォレットです。
カード類は10枚分も収容が可能と、機能的にもかなり優れているので、長年に渡って愛用していけることでしょう。
12〜13万円くらいしそうなオーラを漂わせていますが、実際は6万円台で購入が可能なので、お得感があります。
こんな人に向いている!
ダミエがどんなタイプの人に向いているのかをまとめると、これ見よがしなハイブランドアピールをするのは、ちょっと気がひけるけれど、それでもやっぱりヴィトンへの憧れやこだわりは捨てたくない!という、オシャレな若い男性にピッタリです。
パッと見は、「んっ?」という感じに思われたとしても、よく見れば「あ、ヴィトン製なんだね!」という筋書きを思い描いている人や、わかる人同士で、わかりあいたい!という人は、ダミエの財布を狙ってみてください。
ダミエには色のパターンが複数ありますが、その中でも男性と特に相性が良いのは、黒系のグラフィットです。
まとめ
以上、ルイヴィトンから展開されている「ダミエ」について、特徴や魅力や世間の評判について、お伝えさせてもらいました。
模倣されてしまいやすい、シンプルな市松模様ですが、最近ではヴィトンのアイコン的存在として定着してきつつあるので、誰からも理解してもらえない、ということはないはずです。
モノグラムは、いかにも過ぎてちょっと…という人でも、こちらならデビューしやすいと思いますので、狙ってみてください!