ゼニアのつづりは「Zegna」ですが、ゼグナではなく、ゼニアと読みます。
一発では読めないですし、正式名称は、エルメネジルド・ゼニア、といい、これまた一度では発音できずに、噛んでしまいそうな、複雑な名前です。
そんなゼニアは、1910年に創業している、超老舗の高級ファッションブランドです。
設立当初は、テキスタイルメーカーとして活動していました。誕生の地は、アルプスの小さな街にあります。
30年代頃から、高品質の毛織物の生産をスタートさせて、このことにより、紳士服の生地を作るブランドとして、徐々に有名になっていきます。
ゼニアが、メーカーとしただけでなく、衣服も製造するブランドとして成長しはじめたのは、80年代のことです。
ゼニアは、創業以来、ファミリー・ビジネスの形態をとっていて、現在は、4世代目が経営を行っています。
ただ、ファミリー・ビジネスとはいっても、これまでにイヴサンローランやベルルッティのデザイナーを務めていたような人を、アーティスティック・ディレクターに就任させるなど、ハイレベルな人材を次々に雇っているブランドです。
商品の特徴は?
ゼニアの世界観は、クールでダンディーです。
ブラックや、グレーや、ブラウンを基調とした、落ち着きと色気のあるアイテムを展開しているのですが、色数が少ないからといって、地味ということは決してありません。
シンプルイズベストに甘えている感じは一切なく、デザインは、しっかりと作りこまれていますし、一流ブランドならではなの、高いセンスと尖った感性を匂わせています。
いかにも、デキる大人のメンズが愛用していそう、というテイストで、とにかく全体から気品に満ちたオーラが伝わってきます。
価格帯や購入層は?
ゼニアは高級ブランドになるので、財布の価格帯はお高めです。
5万円〜10万円くらいを予算として見積もっておく必要があるでしょう。
購入層についてですが、20代くらいの若い世代がゼニアに手を伸ばす、というのは、周囲から嫉妬や疑いの眼差しを向けられる可能性があるので、その場合は、よく空気を読みましょう。
経済的に余裕があり、社会的にも地位のある、ダンディーな大人の男が身につける、というイメージのブランドになるので、30代後半以降になってこないと、ゼニアを使いこなすというのは厳しいかもしれません。
世間の評判は?
ゼニアの世間に対する評判は、とても良く、まさに憧れのブランド!といった感じです。
ゼニアと言えばスーツというイメージを持っている人が多いので、財布単体に対する評判だけを集めるのは難しいですが、ブランド自体に関する声は、ネット上で簡単に見つけることができます。
元々生地で有名になったブランドなので、ゼニアのスーツは、生地がいい!というイメージを持たれているようですね。
近いところだと、やはりスーツで有名な、ダンヒルなどが似たような印象を抱かれている、といった感じでした。
ゼニアかダンヒル、どちらにしようかな…という具合でよく比較検討されている、という具合です。
オススメの商品は?
ダークなカラーのベースに、オレンジのトリプルXという、クールでハイセンスなデザインが魅力のロングウォレットです。
遠目には、ストライプの網目模様のように見えますが、「X」が3つ書かれているのです。このトリプルXは、手紙の最後などに書かれる文字で、キスを意味しています。
そのことまでわかった上でこの財布を目にすると、妙にセクシーだな、という印象を抱くことでしょう。
PELLE TESSUTA™ GRAN PREMIOフォンウォレット
テキスタイルのメーカーとして創業しただけあって、独特の生地の質感が魅力的な、ゼニアらしいロングウォレットです。
中央にオレンジのラインが施されており、洗練された都会的な印象に仕上がっているのがポイント。
ラウンドジップスタイルで容量も多く、使い勝手の良い、機能性抜群の財布です。
どこで購入できる?
ゼニアの商品は、全国の、高島屋、三越、そごう、松坂屋、大丸、三井アウトレットパーク、などで購入することが可能です。
お近くの大手デパートを覗いてみれば、高確率で入っているでしょう、といった感じです。
また、公式サイトがそのままオンラインショップになっているので、ネット経由で入手してしまうというのもオススメ。
ハイブランドは、店舗に足を踏み入れるだけで勇気が必要だったり、疲れてしまったり、気後れしてしまったりする場合もありますから、大変です。
今の時代は、通販で購入するのが賢いやり方と言えるでしょう。
まとめ
以上、こちらの記事では、世界的に有名なスーツのブランド、ゼニアから販売されている財布について、特徴や魅力、評判などをまとめさせてもらいました。
いつかは、ゼニアのスーツを着て、ゼニアの財布を使いこなしたい…、と世のビジネスマン達が一度は憧れるブランドですので、未チェックだったという人は、これを機に、ゼニアのことを覚えていってください。