ホワイトハウスコックスは、1860年にイギリスで誕生した、高級なレザーグッズのブランドです。
1960年ではなく、1860年創業ですから、いかに歴史のある、伝統的な企業であるか、ということがおわかり頂けることでしょう。
設立したのは、ホワイトハウスと、サミュエルコックスの2人で、それぞれの名前を取って、ホワイトハウスコックスと名付けられました。
出典:https://whitehouse-cox.co.uk/
ホワイトハウスコックスは、元々、乗馬用の鞍など、馬具の製造を行っていました。
そんなホワイトハウスコックスに転機が訪れたのは、1970年代のことです。
高級百貨店のペット用品売り場に来ていたラルフローレンが、ホワイトハウスコックスの製造したレザーのペット用品を見て一目惚れ。
ベルトの製作を依頼したことにより、ラルフローレンの名義で、ホワイトハウスコックスのベルトが販売されるようになったのです。
このことにより、ホワイトハウスコックスの名は、世界中に知れ渡るようになりました。
商品の特徴は?
ホワイトハウスコックスと言えば、なんといっても、すぐに思い浮かぶのは、ブライドルレザーです。
ブライドルレザーは、英国では今も尚、馬具のために使われる皮革素材として有名です。
ホワイトハウスコックスは、馬具の製造を行っていたメーカーですから、そのブライドルが財布などのレザーグッズに採用されているというのは、非常に筋が通っており、なるほど、と納得ができることでしょう。
ブライドルレザーは、アンティークで堅牢な質感が魅力で、革製品マニア達の間で高い人気を誇っています。
使い始めの頃は、表面に粉(ロウ)が浮いており、これが時間の経過と共に、磨き取れていき、次第に奥から味わい深い光沢や艶が現れるのです。
今もなお、伝統的な製法によって生み出されている、ホワイトハウスコックスのブライドルによるレザーグッズは、世界中で高い人気を誇っています。
価格帯や購入層は?
ホワイトハウスコックスは、伝統的な老舗ブランドなので、さぞや高級なのだろう…と思っている人も多いかもしれませんが、そこまで高過ぎるということはありません。
わりと良心的な値段設定で展開されており、造りのしっかりした長財布であっても、3〜5万円程度で入手可能となっています。
購入層は、上品なテイストの革製品を好む、大人な男女です。
ビジネスの場において活躍してくれるのはもちろんのこと、面接やセレモニーなど、品格が求められるような場面において、ホワイトハウスコックスの商品は、重宝される傾向があります。
世間の評判は?
ホワイトハウスコックスに対して、世間の人々は、落ち着いた反応を示しています。
価格帯的に、ぼったくりと言えるような展開をしているブランドではないので、好感が持てる反面、そこまで品質が圧倒的に優れているかというと、そこに関しては、「悪くない」という程度で、メイドインジャパンのブランドの方が、もっと技術力がある、というような声も見掛けました。
ただ、歴史の長さでいえば、ホワイトハウスコックスは他に負けていないので、そんな伝統的な背景から来る説得力を感じる人は、ホワイトハウスコックスに対して、素直に憧れを抱いているようです。
オススメの商品は?
とにかく無駄な要素がなく、究極までシンプルに造りあげられているロングウォレットです。
実はカラーバリエーションが多く、1色でまとめられているものもあれば、外装と内装で、2トーンの鮮やかなコントラストが楽しめるものもありますので、見逃さないようにチェックしてください。
大人っぽさが光る、エレガントな逸品です。
ホワイトハウスコックスが、時々放ってくる、鮮やかなカラーリングに魅せられてみてください。
この堂々たる赤は、なかなか他のブランドではお目に掛かれないレベルのものです。
ホワイトハウスコックスならではの、美しい白のステッチがまたよく映えています。
カラーバリエーションは他にも存在するので、好みのものをチョイスしましょう。
どこで購入できる?
ホワイトハウスコックスの商品は、全国各地の大手有名デパートで入手することができます。
比較的数は多い方のブランドなので、最寄りの百貨店に足を運んでみてください。
また、各種、通販代理サイトでも、ホワイトハウスコックスの商品は、積極的に取り扱われていますので、普段使い慣れているサイトや、品数の多いサイトを頼ってみるのがいいでしょう。
まとめ
以上、イギリスで誕生した、伝統的な革製品のブランド、ブライドルレザーでおなじみの、ホワイトハウスコックスについて、特徴や評判などをお伝えしました。
安定感のある、昔から有名な老舗ブランドなので、品格を求められるような場に立たされることが多い人は是非、狙ってみてください。