トラサルディは、イタリアのベルガモで、1910年に創業したブランドです。1910年というと、今から100年以上も前ということになります。
それだけ長きに渡って歴史を紡いで来たブランドというだけでも、トラサルディが、これまでいかに信頼と実績を積み重ねて来たか、ということがわかるでしょう。
トラサルディは、元々、高級な手袋のメーカーとして、その歴史をスタートさせました。
なめし加工で作られた柔らかいトラサルディの革手袋は、クオリティが高いということで、すぐに社交界で評判になりました。
しかし、手袋が時代と共に必需品でなくなってくると、トラサルディは製造体制を切り替え、バッグやアクセサリーの分野に進出していきました。
現在では、アパレルや、スキーウェア、イブニングドレス、子供服なども幅広く手掛けています。
商品の特徴は?
トラサルディの財布の魅力は、なんといっても高級感漂うエレガントな仕上がりです。
よく高級ブランドは、シンプルなテイストにばかりまとめてしまいがちで、ほかと区別が付きづらかったりもしています。
ただ、トラサルディの財布の多くには、しっかりとした個性があります。
高いデザインで施された唯一無二のフォルムや装飾は、奇抜過ぎるということもなく、絶妙に控えめで、華があります。
このバランスの良さは、なかなか真似できることではないでしょう。さすが、100年以上に渡って、長年の歴史を紡いできたブランドです。
また、頭文字である「T」の文字が施された、紋章のようなロゴが特徴でもあります。
価格帯や購入層は?
トラサルディの財布の価格帯は、商品を見た時に頂く印象ほど高くありません。
最低でも5〜6万円くらいはしそうな雰囲気なのですが、実はトラサルディの財布は、1〜2万円台程度で購入可能だったりするのです。
これは、狙い目といっていいでしょう!
トラサルディの購入層は、ファッションに関して、並々ならぬこだわりを持つ、上級者が中心です。世代的には、30代後半以降の人々に似合うイメージです。
世間の評判は?
トラサルディは、歴史ある老舗ブランドであるにも関わらず、日本での知名度はそこまで高くありません。
ハイクオリティなのに、マイナーなブランドに目をつけるのが好き!という人にとって、トラサルディは、まさにたまらない存在であると言えるでしょう。
一部の人は、昔、手袋のブランドとして流行していた…という記憶を持っているようですが、ほとんどの人が、トラサルディに関しては知識ゼロ、という状態のようです。
だからこそ、人と違うファッションを志したい!という人は、トラサルディに目をつけるべきなのです。
オススメの商品は?
Portafoglio Monogram in crespo pelle
チェック柄のようであって、チェック柄とはまた一味違う…という、独特の幾何学模様が施されている、ハイセンスなロングウォレットです。
よく見ると、光のようなモチーフや、Tのマークも刻印されていたり…と、かなりディテールが凝っています。
小銭入れは付属していないので、カードとお札のみで会計をスマートに済ませたい人向けです。
Portafoglio Fashion Riviera di Curtiba con zip
シンプルな黒のロングウォレットなのですが、中央にあしらわれているベルトのデザインが、ただならぬ空気感を漂わせています。
金具の使い方も洗練されていて、シルバーの光り方に、どことなく知的なセンスが感じられます。
普通過ぎる長財布じゃ物足りないけれど、派手過ぎるのもちょっと…という人にピッタリの上級者向けアイテムです。
どこで購入できる?
トラサルディは、まだ日本に定着しきっていないブランドになるので、公式サイトも日本語に対応していなかったりと、少々厄介な部分が残っているようです。
ただ、オンライン経由でも購入をしようと思えば可能ですし、数は少ないようですが、実店舗についても、東京をはじめとする一部の県で取り扱いがあるようなので、チェックしてみてください。
まとめ
イタリアのベルガモで誕生した、老舗のファッションブランド、トラサルディに関する情報をお届けさせてもらいました。
日本での地名度はまだまだですが、エレガントでありつつ、独特の高いセンスを漂わせている、唯一無二感のあるブランドですので、人と違うファッションを目指しているという人は、是非、トラサルディのアイテムに注目してみてください。