ソメスサドルは、1964年に北海道で誕生したブランドです。炭鉱のある街で、人口の減少を抑えるため、新しく企業誘致をしようというプロジェクトの一貫で生まれた企業になります。
ソメスサドルという社名になったのは、1986年のこと。ソメスは、フランス語で「頂点」の意。それに「鞍」である「サドル」を重ね合わせて、ソメスサドルという名前が出来上がりました。
その名の通り、ソメスサドルは、各種馬具の製造販売も行っているブランドなのです。
財布やバッグなどの革製品開発を行っていながら、日本で唯一、馬具の製造も行っているとうい、特殊な企業なのです。
馬具というと、それは騎手の命を預かるような、超重要アイテムですから、いい加減で中途半端な企業に、そんなものの製造を任せるわけにはいきません。
つまり、ソメスサドルは、それだけ世間から実力が認められており、確かな品質のものづくりを行うことのできる優良ブランドであるということなのです。
商品の特徴は?
ソメスサドルの革製品は、造りがしっかりしていて、かつエレガントです。
馬や馬具からインスピレーションを得ているような商品がやはり多く、独特の光沢があり、しなやかな流曲線があしらわれているようなものが中心です。
他のブランドには、なかなかないような色気と個性に満ちている、というところがソメスサドルの魅力でしょう。
カラーリング的には、ブラックやブラウンやキャメルやネイビーといった、定番の落ち着きある色味が主流。
ただ、商品によっては、鮮やかなイエローやブルーが施されていたりもします。
オーソドックスだけれど、地味にまとまり過ぎていないところがソメスサドルの良いところです。
まるで馬具のように頑丈で、長いこと愛用していけるような商品ばかりで、経年変化を楽しむのにも適していると言えます。
価格帯や購入層は?
ソメスサドルの財布の価格帯は、高くても3万円台といった感じで、安過ぎず、高過ぎもせず、絶妙なラインであると言って良いでしょう。
2つ折りの財布やコインケースであれば、1万円〜2万円くらいで入手可能です。
購入層は、若者よりも、見る目が確かな30代以降の大人が中心です。
ネームバリューのある、海外のキラキラしたブランド品よりも、日本産の、ハイレベルな品質で産み出されている商品に興味があるという、堅実なタイプの大人が、ソメスサドルのようなブランドに反応するようです。
世間の評判は?
ソメスサドルの財布に対する世間の評判は、とても良いです。
革が上質で、手触りが良く、使い込んでいくうちにどんどん味わい深くなっていくところが最高、と評価されています。
「北海道」や「馬」など、独特の縁を感じる人は、コアなファンとして、ソメスサドルに染まっていくようです。
家族や友達からプレゼントされて以降、それがキッカケでハマってしまっているという人もいました。
オススメの商品は?
透明感のある、細やかな角シボで、エレガントに仕上げられている長財布です。
品格のある佇まいで、大人の男女にオススメ。馬具メーカーならではの、蹄鉄のワンポイントに、説得力があります。
馬に縁があるという人も、このテイストには反応せずにいられないことでしょう。
流行りのラウンドジップタイプで、中身の紙幣やカードを、しっかりと守ってもらえます。
希少性の高いコードバンが採用されている、コンチネンタルシリーズの2つ折りタイプ札入れです。
透明感と輝きに満ちており、落ち着きのある品格が、紳士の心を釘付けにすることでしょう。
鮮やかに映えている均一なステッチも、この商品の大きな魅力の1つ。
ホックによって、中身を安全にガードするタイプで、バッグの中でカパカパと開いてしまうこともありません。
どこで購入できる?
ソメスサドルは、北海道を拠点にしているブランドで、全国的に見ると、実店舗の数はあまり多くありません。
ただ、伊勢丹や高島屋などに、インショップとして入っていることがあるので、詳しくは、公式サイトの店舗情報のページをチェックしてください。
公式サイトには、オンラインストアも存在していますので、好みの商品が見つかったら、そちらでそのまま購入の手続きに入ってしまうのがスムーズかもしれません。
まとめ
以上、こちらの記事では、北海道で誕生した、馬具と共に革製品の製造を行っているブランド、ソメスサドルについて、特徴や魅力、評判などの情報をお伝えさせてもらいました。
騎手の命を預かるほどの馬具を製造しているメーカーですから、財布やバッグなどの品質を考えても、上質で頑丈であるということは、想像がつくでしょう。
独特の光沢や、馬などからインスピレーションを得ているデザインも魅力なので、これを機に虜になってみてください。