フィリッププレインは、1998年にドイツのミュンヘンで同名のデザイナーによって設立されたブランドです。
創業当初は、なんと、ステンレス製の家具を製造していたという、異色の経歴を持つブランドでもあります。
出典:http://www.philipp-plein.com/
アパレル関連のアイテムが展開され始めたのは、2004年のことです。
その後、2006年には、ジュエリーのコレクションを、2008年にはクチュールのコレクションを発表するなど、ジワジワと多方面に勢力を広げているのがフィリッププレインの特徴です。
ブランドの哲学は、UNIQUE、PASSIONATE、EXCLUSIVE、であり、これはそれぞれ、ユニークであること、情熱的であること、究極的であることを意味しています。
トレンドを牽引していくような、普通やありきたりではない、スペシャルなスタイルを目指すというのが、フィリッププレインの目標とする理念なのです。
商品の特徴は?
フィリッププレインの世界観は、基本的にロックテイストです。モノクロでバシッと決めている感があり、かなりクールな印象。
同じモノクロ調のブランドであっても、落ち着きがあり、無難な印象にまとまっている…というところも多かったりしますが、フィリッププレインの場合は、尖っていて、攻撃的な雰囲気があります。
アーティスティックな感性が光っているブランドである、とも言えるでしょう。
フィリッププレインのロゴマークは、頭文字である「PP」の文字を対照的に並べ、六角形で囲ってある、というものです。
多くの商品に、この「PP」のロゴマークが大胆に刻印されています。
価格帯や購入層は?
フィリッププレインの財布の価格帯は、ややお高めといったラインに設定されており、大体の商品が、2万円台〜5万円台くらいの間となっています。
ファッションに気を使いたいけれど、そこまで経済的に余裕があるわけでもないし…、という若いメンズの購買欲を絶妙に煽ってくる価格帯であると言えるでしょう。
これ以上高いと手が伸ばせなくなってしまいますし、これ以上安いと、自分自身に価値がないように思えてしまったりするので、まさに「ちょうどよい」ブランドであるということができます。
購入層は、20代〜30代くらいの、ヤンチャとまではいかないけれど、ちょっと尖ったファッションセンスをアピールしたい、というような感性の鋭いメンズです。
世間の評判は?
フィリッププレインは、世界的に見るとかなり人気があるのですが、日本に限っていうと、まだまだ知名度がなく、評判が出回るほどは、その存在が知れ渡っていないようです。
だからこそ、今の時点から、フィリッププレインファンを名乗っておくと、時代を先取りしているかのような気分を味わうことができるかもしれません。
ただ、このテイストが似合うメンズは、いわゆる「イケメン」や「オシャレ上級者」になってくると思うので、普段のファッションに合わせようと思って、無難な路線の買い物をしたい、というタイプの人には向かないでしょう。
自身の持つアイテムの方向性について、確固たる信念を持っている筋の通ったメンズにこそ、オススメできるブランドです。
オススメの商品は?
ダブルジップタイプで、ゴツイフォルムの財布になります。
メンズの財布=コンパクトであればあるほど良い、と思っている人は、先入観からくつがえされることでしょう。
ロゴマークもフロントで異様なほどの存在感を放っているという、まさにEXCLUSIVE感のあるアイテムです。
メンズの財布と言えば、シンプルな無地が定番ですが、あえて大胆にここまで文字が詰め込まれている、というのは普通に珍しいので、まずは人と差をつけることができるでしょう。
カードやお札をスマートに収容することができる、高性能なアイテムです。
どこで購入できる?
フィリッププレインの店舗は、世界的にジワジワと拡大されているのですが、日本ではまだ、圧倒的にその数が少ない…というのが現状です。
商品を確実に手に入れたければ、オンラインストアのサイトを頼るしかないでしょう。
公式サイトは、日本語に対応していなかったりするので、日本の企業が展開している、日本向けのサイトで購入する方が良いかもしれません。
まとめ
ドイツで誕生した、ロックテイストのクールなオシャレ系ブランド、フィリッププレインについて、特徴や魅力などをお伝えしてきました。いかがだったでしょうか?
日本での知名度は、まだまだこれから…というところに、コアな魅力を感じた人もいるのではないでしょうか?
先物買い的に、これから伸びそうなブランドで身を固めておきたい!という人は、フィリッププレインに是非、注目してみてください。