僕は元々、バッグでも財布でもスーツでも、ちょっと個性的なものに惹かれてしまうタイプなんです。
ココマイスターはそんな僕からすると、いわゆる、無難でオーソドックスなものしか取り扱っていないだろう、という印象だったんですよね。
ただ、革の質が良いなど、評判は上々と聞いていたので、とりあえずどんなものか…と、冷やかしで商品を見ていたのですが。そんな僕にグサッと刺さってきた商品がありました。
それが、このナポレオンカーフアレクサンダーウォレットだったんです。
この財布の気に入っているポイント
この財布、どう見ても、ちょっと普通じゃないですよね?オーソドックスな紳士向けの財布は、こんな風にホックの部分が4つも剥き出しになっていたりしないですし、こんな風に中央からバカっと開くようになってはいません。
どちらかというと、財布というよりは、ちょっとした武器を携帯しているかのような印象ですが、僕はとにかくそこに惹かれました。
それでも、一応は…というか、ココマイスターの正規の商品になるので、こういった財布を英国紳士が使う場合もあるということなんですよね。
色は、ボルドーという、深みのある赤をチョイスしました。
せっかく個性的なデザインの財布を持ち歩くので、色も個性的で、ハッと人目を惹くものにしたいと思ったんです。
ただ、奇抜過ぎない赤なので、スーツスタイルの時でも、ちゃんと違和感なく馴染んでくれますよ!
内部の構造も変わっていて、とても気に入っています。
カードを収納する場合って、普通は横に並べていくと思うんですが、この財布は、縦にした状態で並べていくという…、これは非常に珍しいタイプだと思います。なんとなく、映画館や劇場の客席を思わせるような雰囲気なんですよね。
ちなみに、このナポレオンカーフの財布は、内装にまで同じ、ナポレオンカーフが使用されているんです。
内装にまで高級な革がしっかり使われているということを知った時、おそらく価格は、5万円じゃ済まないだろう…と予想したのですが、意外にも3万円とちょっと…という良心的な価格でして。
他の商品と比較しても、かなりお得であるように感じたので、迷いなくこの財布に決定しました。
ナポレオンカーフの経年変化
ナポレオンカーフは、経年変化を楽しむ上でも、かなり期待のできる革です。実際、僕も1年半ほど使用してみたのですが、新品の写真と比べるとかなりエイジングが進んだのが分かります。
ボタンの部分が一番変化しています。熟成度がさらに高まった感じがしていて、かなりお気に入りです。
ナポレオンカーフは、元々色ムラのある革ですし、汚れやシミも味として受け止めてくれる包容力があるように思います。
また、経年変化を遂げたことによって、より、違和感のない雰囲気になってくれました。それでありながら、存在感の強さは変わらないというところが、さらにお気に入りです。
ナポレオンカーフ アレクサンダーウォレットを実際に使用してみた感想
小銭入れは、とても広いです。
かぶせの部分がガバッと大きく開くので、指を入れやすいですし、目的の金額をサッと掴むことができます。
これに慣れてしまうと、他の財布では不便を感じるかもしれませんね。
ただ、小銭入れは、カード入れや札入れのスペースとは反対側に付いているので、同時に開いて見ることはできません。
そこまで困っているわけではありませんが、急いでいる時には、ちょっと、まどろっこしさを感じてしまう場合もあったりします。
ただ、僕がこの財布を選んだ最大のポイントは、デザインが個性的であるというところなので、使用感が個性的であるということも、むしろ印象としてはプラスポイントになっています。
実は、この財布、Dカンというものが付いていて、ウォレットチェーンと繋げられるようになっているのですが、僕はまだその状態では使用したことがありません。
なんとなく、このままじゃもったいないので、いつか挑戦してみたいとは思っているのですが。
まとめ
僕の愛用している財布、ナポレオンカーフアレクサンダーウォレットについて、使用感のレビューをお届けさせてもらいました。
ココマイスターには、シンプルで王道系の財布しかない、と思っていたら、こんな穴場的な商品もあったんですね!
レビューを見ていても、他にはないタイプのデザインを気に入っているという声が多かったです。冒険心が疼いてきてしまうタイプの人は、是非挑戦してみてください。