最近、勢いがあるブランド、ということで、ココマイスターがずっと気になっていたので、財布を買ってみようと思い、店頭に足を運んだのですが、そんな中でも、この『ナポレオンカーフアレッジドウォレット』は、高級感が別格であるように感じたんです。
パッと見の印象で、周りに置いてあった、その他の財布の、おそらく倍以上の価格はするだろうな、と思ったのですが、実際に値段を見てみたら、そんなことはなかったので、「ならばこれで…!」という感じで即決してしまいました。
この財布の気に入っているポイント
「ナポレオンカーフ」という革の質感に、まず一目惚れしたのですが、この財布のスゴイところは、そんなナポレオンカーフが、外装だけでなく、内装にも使用されているというところなんです。
この点こそが、僕が、他の財布の倍以上の価格帯なのでは?と思ったポイントなんですよね。
ココマイスターに限らず、優良なブランドの財布の場合、内装にもきちんと革が使われているということは、それほど珍しいことではなかったりします。
しかし、外装と全く同じ、高級な革が、贅沢に内装にまで使われているというパターンは希少だったりするので、僕はここに惹かれたんです。
さらには、財布の構造も、非常に機能的で、かつ他の商品とはちょっと違う、独特な印象を受けたので、さらに惚れてしまいました。
特に、小銭入れの部分がポイントなんですよね。
上のジップが一文字ではなく、L字に開くことによって、バカっと大きく内部を見ることができます。これって、意外とありそうでない仕様なんですよね。
1文字にしか開かないタイプは、グッと革を広げなければいけないので、あまり好きではないんです。
カード入れだって10枚分もスペースが設けられていますし、フリーポケットも随所にあって、とにかく収納力は100点です。
小銭入れのマチ幅がけっこう広いので、財布自体に多少厚みはありますが、僕はこの厚みも含めて、なんとなくシステム手帳のような雰囲気があって、気に入っています。
パッと見た時の印象が、他のものと比べて、あまり財布っぽくないんですよね。(もちろん、いい意味で、ですよ!)超ベタなものより、シンプルであってもちょっと個性的なものに惹かれるので、この仕様は絶妙だなぁ、と感じました。
収納力のことは考えたいけれど、できるだけ薄くしたいし…というところで、葛藤している商品もたくさんありますが。それなら僕は、厚いなら厚い!薄いなら薄い!といった感じで、どちらかに振り切っている商品の方が好感が持てるな、と思いました。
ナポレオンカーフ アレッジドウォレットを実際に使用してみた感想
とにかく使い心地が良くて、最高に気に入っています。小銭を選ぶスピードが、速い速い…!以前使っていたものと比べても、中がよく見えますし、指も入れやすいですので、すぐに目的の金額を掴むことが可能なんです。
カード入れも以前は、6枚くらいしか入れられなかったので、10枚も入れることができて、気持ちに余裕ができました。
銀行のカードや、クレジットカードだけでなく、保険証や、病院のカードも、できれば、普段から持ち歩きたいところですからね。僕はものぐさな性格なので、カードの差し替えなどは、できればやりたくないんです。
ものぐさと言えば、このナポレオンカーフは、高級な革製品でありながら、そこまでデリケートな商品という感じでもないので、僕でも苦労なく扱うことができています。
一応、最初に防水スプレーを振りはしましたが、それ以降は、特に何もしていません。
色ムラがあって、アンティークな雰囲気もあるので、多少の傷は「味」として受け止めてくれる、ナポレオンカーフならではの心の広さを感じます。さすがは皇帝といったところですね。
ちなみに、革の手入れの仕方は、商品によって異なってくるようなので、しっかりとネットで調べたり、店員さんに直接尋ねたりしてくださいね!
本当は、ナポレオンカーフも、毎日丁寧に磨いたりした方がいいのかもしれませんが…。あとは、使う人が、自分の財布をどのように育てたいか、でしょう!
まとめ
ナポレオンカーフアレッジドウォレット、とにかくオススメですよ!
僕は、男らしくバシッと決めたかったので、結局マットブラックを選んだんですが、エイジングを楽しむなら、ブラウン系なんかも、味があってよかったかな…と思っています。
ココマイスターでは職人さんが、1点1点、手作りをしているということのようなので、お目当ての商品が見つかっても、欠品している…ということが多いですね。
一期一会で、その時出会った商品に決めてしまうのもアリですが、革の財布は、長く愛用していくものですから、革の種類に関しても、色に関しても、妥協はしない方がいいと思います!
5年、10年と使っていくことを考えたら、数週間待つくらいのことは、どうってことないでしょう。