モラビトは、1905年にフランスのニースで誕生したブランドです。今から100年以上も前に創業しているという、歴史ある、伝統的なブランドということになります。
出典:http://www.morabito-online.jp/
モラビトは、創業当初から、独特な素材を融合させて展開するコレクションに定評がありました。
べっ甲や、サンゴに、金銀をミックスさせるという、斬新かつ洗練された製品の数々に魅了されたのは、ヨーロッパの貴族など、上流階級の人々です。
その他にも、希少価値の高い、カモシカやトナカイ、クロコダイルや、象などを使用し、モラビトは特殊なトランクなどを開発していきます。
特にクロコダイルは高い支持を集めており、今でも、クロコダイルの製品は、モラビトの代名詞となっています。
商品の特徴は?
モラビトの革製品は、とにかく圧倒的な気品とオーラに満ちています。
上品で邪魔にならない…という感じではなく、まるで美術館に芸術品として飾られていそうな存在感があり、コーディネートの主役になり得るような、独特のテイストのものが中心です。
カラーリングについても、その素材の良さが生かされたり、映えたりするよう、様々に彩られています。
ただし、モラビトのモラビトらしい芸術性が爆発しているのは、主に女性向けのバッグの方です。
メンズの財布に関しては、かなりシンプルなものが多く、モラビトの商品であるかどうか…ということは、よほど見る目のある人でないとわからないかもしれません。
価格帯や購入層は?
モラビトのメンズ財布の価格帯についてですが、8万円台くらいのものが中心となっています。
もう少しオーバーする場合もありますので、予算は、10万円前後を見積もっておくと良いでしょう。
購入層は、上流階級に位置する、セレブリティな人々です。
世代は、30代後半くらいから、上は、いくつになっても似合う、といったイメージです。
世間の評判は?
モラビトは、ハイブランドの中でも、頭1つ抜けているような存在なので、世間の人々は、強い憧れを抱いているようです。
ただ、高品質かつ、デザイン性も高いブランドなのに、なぜか知名度が低いという点が謎を呼んでいます。
よく、同系統のブランドとして比較されているのはエルメスですが、こちらは、イメージ戦略が成功しているのか、あまりブランドのことを知らない人でも、しっかりと認知しているのが不思議です。
モラビトの方が、日本っぽい名前であるにも関わらず、何故か、2つのブランドには明確な知名度の差があります。
ただ、だからこそ、エルメスに走ってしまうのは安易だけれど、モラビトであれば、マニアックで情報通な印象を与えることができるでしょう。
オススメの商品は?
上質なカーフレザーが採用されている、美しい風合いのエレガントな長財布です。
パタンと折るタイプのシンプルな構造ですが、収容力は高く、機能性に優れています。
外装には目立った主張がなく、モラビトのロゴは内側にさりげなく施されています。このひけらかさない感じが、シャイなメンズの感性にもマッチすることでしょう。
ブラックやネイビーやキャメルの財布はよく見掛けますが、グレーというのは、意外とありそうでないカラーなので、モラビトのようなハイブランドで、狙ってみてください。
シンプルですが、意外と人の目を惹くことになるでしょう。象のような、エキゾチックな印象もあり、飽きることがありません。ロゴ文字は、内装にさりげなく刻印されています。
どこで購入できる?
モラビトの商品が取り扱われている実店舗は、全国各地の大手有名デパートにインショップとして入っています。
今まで、気がつかなかった!という人は、これから是非、意識して見るようにしてみてください。
日本向けに展開されている、公式オンラインショップも存在していますので、わざわざ足を運ばなくても、こちらで自宅にいながら、簡単にモラビトの財布をゲットすることだって、できてしまいます。
まとめ
以上、フランスのニースで誕生した、歴史的なハイブランド、モラビトについて、特徴や魅力、世間の評判などをお伝えさせてもらいました。
エルメスのように、名前が浸透しきっているブランドと違い、やや知名度が低め、というところが逆に、モラビトの魅力であると言えるでしょう。
メンズ財布のデザインは、かなりシンプルですが、女性向けのバッグは、圧倒的な存在感に満ちていますので、たとえば、彼女のバッグとブランドを揃える、といったイメージで、男性がモラビトの財布を使うというのは、かなりオシャレと言えるでしょう。
値段は張りますが、是非、購入を検討してみてください!