ミンクオイルの特徴、使い方、おすすめ商品をすべて解説します。
ミンクオイルの特徴
市販されているミンクオイルの中には、有機溶剤などが添加されているものもあれば、ミンクオイルのみの純度100%なものも存在します。
購入の際には、どちらの成分の方が、自身の革製品のケアに向いているのか、ということをよく吟味してから買うようにしましょう。
ミンクオイルを使うと、革の表面に油分を補給することができるので、革本来の輝きや、しっとりとした艶、潤いを補給したい時に、オススメです。
ミンクオイルは、特に「ヌメ革」との相性が良いとされています。
ミンクオイルには、ヌメ革を柔らかくしてくれるような作用があり、さらにはヌメ革の色を濃くしてくれる、というような作用もあります。
布につけて塗布するタイプのものと、スプレータイプのものがあるので、手入れしやすい方をチョイスしましょう。
布に塗るタイプの中にも、固形タイプや、リキッドタイプ、クリームタイプなどがあります。
それぞれにメリット、デメリットがあるので、自身の革質や形状と、できるだけ相性の良いものを選びましょう。
固形のものは、表面に残りやすいので、手軽にケアしたいのであれば、リキッドやクリーム状のものがオススメです。
ミンクオイルの使い方
ミンクオイルを使う前に、まずは革製品についている汚れをしっかりと落としましょう。
革を綺麗にする際には、ブラシなどを使うと、ホコリやチリなどを落としやすいです。
その後、固形やクリームやリキッドタイプのミンクオイルであれば、それを少量だけ布に取りましょう。
そして、表面全体を優しく拭き上げます。
この時、つけ過ぎには気をつけて!また、拭き残しがあると、ベタつきやカビなどの原因となってしまうので、しっかりと拭き取るようにしましょう。
細かいところだと布が届かない…!なんて場合には、スプレータイプを使うのがオススメ。
ただし、この時も、噴きかけ過ぎには気をつける必要があります。
ミンクオイルの拭き残しを長期間に渡って放置してしまうと、オイルが酸化して最悪の事態となってしまいやすいのです。
ちなみに、ミンクオイルは、スエードや、ヌバックのように、起毛しているタイプの革には使えませんので、気をつけましょう。
ミンクオイルのおすすめ人気商品
COLUMBUS(コロンブス)ミンクオイル
アマゾンのシューケア用品カテゴリで、売上1位を獲得しているほどの商品です。
パッケージもオシャレで、中身に関わらず、部屋に置いておきたいデザインなところがまた魅力的。
品質が良くて、しかも値段が安いので、多くの人が、このミンクオイルを自身の革製品のケアに…と購入しているのです。
コロンブスは、1919年から創業している歴史の長いブランドです。
それだけ長年に渡って信頼されているブランドの商品なので、安心して購入することができるでしょう。
COLUMBUS(コロンブス)ミンクオイルスプレー
上記商品のスプレーバージョンです。広範囲にオイルを染み込ませたい場合など、とても重宝します。
こちらのスプレータイプは、クリームタイプと比べると価格が高いため、あまり目立たない存在となっていますが、用途次第では頼りになるので、ぜひ覚えておいてください。
M.MOWBRAY(エムモゥブレィ)ピュアミンクオイル
こちらは、元々オイルがたっぷりの、オイルレザーのケアに向いている商品です。
なめしの過程で、加脂加工されていたり、さらに、仕上げでも再度脂が加えられているような、ねっとりとした風合いの革製品を持っている、ということなら、このピュアミンクオイルの出番です。
使い方は、オイルドレザー製品に、ピュアミンクオイルを塗り、一晩浸透させた後で、余分なオイルを拭き取って仕上げるといった具合です。
しっとりと吸い付くくらいの風合いを目指しましょう。