ミラショーンは、1958年に小さなアトリエからスタートしたイタリアのファッションブランドです。創業者はブランド名と同名のデザイナー、ミラショーンです。
彼女は、裕福な家系で育ち、元々バレンシアガの顧客であった、ということでも知られています。
そこから、ファッションに興味を持ち始め、その後、ディオールのメゾンでも、服を仕立てるなど、若いうちから類稀なる才能を発揮していきました。
ミラショーンがブランドとしてスタートした当時、ファッションの先進国といえば、それはフランスであり、パリのトレンドをそのまま持ってくる、ということが良しとされていました。しかし、ミラショーンは、あえて、この法則を破ってみせたのです。
パリの先進性を追求するのではなく、イタリア風にアレンジして持ってくることで、より堅実で実用性の高いファッションというものを目指したのが、ミラショーンのやり方でした。
これが世界的なブランドとして大成功をおさめる要因となったのです。
1965年にフィレンツェで初のコレクションを開催すると、たった1度で、ミラショーンは、世界中の人々から注目をされることになります。
日本には、83年に上陸しており、現在も高い人気を誇っています。
商品の特徴は?
ミラショーンの世界観は、シックでエレガントです。
イタリアで古くから愛されている老舗ブランドなので、高級感に加えて説得力のある雰囲気も漂っています。
クールで現代的というよりは、渋さや温かみがあって、伝統的な格調の高さが感じられる…といったところでしょう。
財布の場合は、いかにも経年が楽しめそうな、「革が主役」といった仕上がり感が魅力となっています。
価格帯や購入層は?
ミラショーンは、世界的に人気のある高級ブランド、というイメージが先行していますが、実はメンズ財布の価格は、それほど高くありません。
高くても2万円台くらいといった感じで、中には1万円以下で購入できるような財布もあったりします。
購入層は、この価格帯からすると、20代くらいの若者にピッタリな感じもしますが、ミラショーンの雰囲気は、もう少し大人な、ベテラン世代の人に合うイメージです。
世間の評判は?
ミラショーンは、世界的に知名度の高い、しっかりとした上質なブランドなのですが、日本国内においては、そこまで圧倒的な存在感を放ってはいないようです。
もちろん、ちゃんと人気はあるのですが、グッチやプラダなどがとにかく強いため、ミラショーンは、それらと比べてしまうと、どうしてもマイナーで控えめな印象ということになってしまうのです。
ただ、ブランドネームが先行しているところの財布を持ってしまうと、どうしてもギラギラ感が否めなくなってしまうので、ミラ・ショーンのように、堅実に世界で名を売ってきたブランドの財布に手を伸ばすというのは、とても良い判断であると言えます。
オススメの商品は?
使いやすく、シンプルで飽きのこないデザインにて展開されている、ミラ・ショーンらしいテイストの長財布です。
心地良い手触りにこだわっている、ということなので、商品を手にとったら、まずは頬ずりしてみてください。
ロゴが施されているスクエアのメタルプレートがアクセントのワンポイントを担っています。
リーズナブルでコスパが良く、人気の高いセターチェオシリーズから展開されている小銭入れです。
カラーは、ブラック、チョコ、グリーンの3色が揃っています。
いずれも、スーツに合わせやすく、ファッションの邪魔にならない定番カラーなので、選びやすいでしょう。
L字ファスナーで大きく開き、中身を取り出しやすいところが魅力です。
どこで購入できる?
ミラ・ショーンの商品を取り扱っている店舗は、全国に多数存在しています。
高島屋や、三越など、大手デパートには、必ずといっていいほどインショップとして入っているので、足を運んでみてください。
また、オンラインショップの方も、公式サイトが普通に充実しているので、気に入った商品があるようなら、そちらで購入してしまうのが手っ取り早くてオススメできます。
まとめ
以上、イタリアで誕生した、世界的に有名なファッションブランド、ミラ・ショーンについて、特徴や魅力、世間の評判などをお伝えさせてもらいました。
デザイナーとしてのエリートコースを生きてきたミラショーンから展開されているレザーグッズには、本物ならではの余裕ある高級感が漂っています。
それでいて、価格はとても良心的なので、まさにミラショーンは、コスパの良い、お手頃なブランドであると言えるでしょう。
ショップの数も多いので、ミラショーンの財布を見かけたら、是非、柔らかいその質感に触れてみてください。