マッキントッシュフィロソフィーは、マッキントッシュというファッションブランドのセカンドラインになります。
マッキントッシュ自体は、英国を代表する老舗ブランドで、1823年に始まりました。1823年というと、今から200年近くも前ということになります。
英国では、歴史の長い伝統的なブランドが多いですが、その中でも、ここまで古いブランドというのは、なかなか貴重な存在です。
出典:http://www.mackintosh-philosophy.com/
そして、マッキントッシュフィロソフィーは、2007年の秋冬から、日本の企業である三陽商会が、ライセンスを受ける形でスタートが決定しました。
マッキントッシュと言えば、レインコートやキルティングのジャケットなどが有名です。
そんなマッキントッシュの、防水性の高いレインコートが持つ、シームシーリングやチンフックといった伝統的なディテールにモダンなテイストを加え、アレンジをすることで、マッキントッシュフィロソフィーの製品は生み出されています。
商品の特徴は?
マッキントッシュフィロソフィーのメンズ財布の世界観についてですが、基本的には、シンプルで上品。使い勝手が良さそう、というのが大きな特徴になります。
光沢やシボが美しい単色のボディに、華奢でさりげないロゴがポンと刻印されているというのが王道のスタイルです。
カラーリングは、黒やブラウンやネイビーなど、メンズのファッションを邪魔せず、どんなシチュエーションにも溶け込んでくれるものが中心となっています。
時々、イエローやキャメルなどの色が織り交ぜられていたり、また、時々、鮮やかなブルーなどもラインナップに加わっていたりします。
価格帯や購入層は?
1800年代から続いているような老舗ブランドは、圧倒的に高価か、普通以上に良心的な価格で展開しているか、のどちらかに分かれますが、マッキントッシュフィロソフィーは、後者に相当します。
マッキントッシュ自体は、一流ブランドとして確固たる地位を築いているのですが、フィロソフィーの方はライセンスブランドになるので、基本的に、マッキントッシュに手を伸ばすことができない層を取り込もう、というコンセプトの元に展開されていると考えられます。そのため、購入層も、必然的に幅が広くなっています。
メインのターゲットとなっているのは、20代〜30代の男女です。
自己編集能力が高く、自分らしさを表現することについて、得意としているような大人に、マッキントッシュフィロソフィーの商品はマッチします。
世間の評判は?
マッキントッシュフィロソフィーについて、世間の人々は、冷静な反応をしているようです。
本家のマッキントッシュと、どのように違うのか、ということについて、今の時代であれば、ネットで情報を調べたらすぐにわかるので、「同じだと思ってたら微妙に違うじゃん!騙された!」というような思いを抱いている人などはいないようです。
バーバリーに対する、バーバリブラックレーベルのように、同系列ではあるけれど、別の存在ということをきちんと理解していれば、上手に付き合っていける、手頃なブランドとしてとても魅力的、というわけです。
オススメの商品は?
上品なシボのテイストで優雅な気分を味わうことのできる、長財布です。
ワントーンでまとめられているのですが、微妙に内装のカラーが鮮やかなので2トーンのような雰囲気もあり、魅力的。
マッキントッシュフィロソフィーのロゴは、外装ではなく、内装にさりげなく刻印されているので、主張の強い財布が苦手だ…という人にもオススメできます。
2つ折りでスタイリッシュな空気感とフォルムが魅力的な、ショートウォレットです。
ロゴの入れ方が繊細で、目立ち過ぎていない感じがとてもエレガント。内装に、鮮やかな差し色もプラスされているので、シンプルながらも飽きることがありません。
どこで購入できる?
マッキントッシュフィロソフィーの商品が取り扱われている実店舗は、とても数が多く、全国の大手有名デパートなどにインショップとして入っていますので、まずは最寄りのショップをチェックしてみてください。
オンラインショップも大々的に展開されていますので、公式サイトはじめ、代理の通販サイトなどを積極的に利用しましょう!
まとめ
英国で誕生した、圧倒的な歴史を持つ老舗ブランド、レインコートで有名なマッキントッシュのセカンドライン、マッキントッシュフィロソフィーについて情報をまとめてお伝えしました。
シンプルかつエレガントで、使い勝手の良い、リーズナブルな価格の財布が揃っていますので、是非、利用してみてください。
本家とは微妙に異なる存在ですが、そのことを理解しつつ、改めてマッキントッシュフィロソフィーに触れても、魅力的なブランドであるということを認識できるでしょう。