スペインのラグジュアリーブランド、ロエベが誕生したのは、1846年のことです。今から180年近くも昔に創業しているという、超老舗ブランドになるわけです。
創業者は、エンリケ・ロエベ・ロスバーグ氏で、スタートした土地は、マドリードです。
当初は、革製の長椅子などの製造を手掛けていたと言いますから、ちょっと変わった経緯を辿っているブランドであるとも言えます。
ロエベは元々、貴族などをはじめとする、上流階級の人のためだけのハイブランドで、実際、王室御用達の称号も得ていました。
しかし、1980年代の後半頃、ルイヴィトンと提携を行うようになってからは、上流階級だけでなく、中流階級の人々からも支持を得るようになり、支持層は一気に拡大することとなりました。
商品の特徴は?
ロエベの世界観は、独特かつ大胆で、奇抜とも言えるほどの個性に溢れています。
メンズ財布の場合、レディース向けのバッグほど派手ということはなく、使いやすいテイストに仕上げられてはいるのですが、差し色の使い方などに、ロエベならではのセンスが満ちているということを感じるでしょう。
また、何枚かの生地をパッチワークのように合わせたかのような不思議なテイストの商品も王道のパターンとして展開されています。
価格帯や購入層は?
ロエベの財布の価格帯は、お高めです。
設定されている値段の幅はわりと広いのですが、長財布であれば6万円〜8万円を見積もっておくと良いでしょう。
ボトムラインは3万円前後となっています。
購入層は、経済的に余裕のある富裕層の人々が中心です。
世代的には、若者というよりも、大人になってから、より個性的なファッションに強く興味を持ち始めたような、ベテラン世代、ミドル世代の人々に似合うイメージです。
世間の評判は?
ロエベの革は上質で肌触りが良く、耐久性が高いのにソフトであると評判になっています。
同じく頑丈に作られている、その他の海外ハイブランド製商品はガチガチに固められていたりもするようなので、それと比較しても、ロエベの革は柔らかいという評価を得ているようです。
さすが、王室の人々のための誇り高きブランド、といったところでしょう。奇抜なデザインの方に目がいってしまいがちですが、実は品質の方も圧倒的に優れているということなのです。
オススメの商品は?
Puzzle Long Horizontal Wallet Choc Brown/Khaki Green/Tan
アシンメトリーなデザインで、パッチワークのように生地が組み合わさっている、ロエベを象徴するデザインの長財布です。
裏面にも同じくパッチワークの要素が施されているので、欠かさずチェックしておいてください。
同系統でシックにまとめられており、さらに、内装はクールなブラックという仕様で、大人のメンズにピッタリのデザインと言えるでしょう。
革の質も良く、使い勝手も最高です。
Rainbow Zip Around Wallet Multicolor/Black
シンプルなブラック地のロングウォレットですが、こちらはストラップ部分の差し色が鮮やかで人の目を惹くタイプとなっています。
シンプルであっても、決して没個性にならないところが、ロエベの強みであると言えるでしょう。
さりげなくコーナーにロエベのロゴも刻印されているので、お見逃しなく。
どこで購入できる?
ロエベの商品は、全国各地の大手有名デパートにて購入することが可能です。最寄りのショップがどこにあるのか、まずは調べてみてください。
公式サイトにもロケーター機能があるのですが、少し使い方が難しいかもしれません。「ロエベ 店舗」で検索すれば、国内のファッションサイトが出てきますので、そちらの方が早く情報を入手できる場合もあるでしょう。
各種通販代理サイトにおいても、ロエベの商品は取り扱われていますので、もし、気になる商品や、前から狙っていた商品が見つかりそうなら、そちらで手っ取り早く購入してしまうのも、オススメです。
日頃から使い慣れているサイトがあれば、そちらを積極的に頼ってみてください。
まとめ
以上、こちらの記事では、スペインで誕生した上流階級向けのラグジュアリーブランド、ロエベについて特徴や魅力、世間の評判などをお伝えさせてもらいました。
ロエベといえば、奇抜で大胆なデザインの商品を展開している、という印象を持っている人も多いことでしょう。ただ、実は丁寧で質の高いものづくりを行っているという、しっかりしたブランド背景を持っているということについて、忘れてはいけません。
ロエベの革は、丈夫な上にソフトで、肌触りが良いということなので、日々、愛用する財布のようなアイテムは是非、ロエベで購入してみてください。