キーファーノイは、日本で誕生した革製品のブランドです。
キーファーノイというブランド自体が設立されたのは、2006年のことですが、バックについている鞄の卸会社である松本は、1948年から歴史が続いている老舗企業です。
本拠地は名古屋にあるということからして、わりと珍しく、独自のポジションを築いているブランドになります。
出典:http://kiefer-neu.jp/、http://kazal.jp/
キーファーノイがコンセプトとしているのは、時代の流れや最新のトレンドを積極的に取り入れていく、ということです。
最近では、流行に染まらず、普遍的な美しさを追及していきたい、というテーマを謳うブランドの方が増えてきている中、あえて「流行に乗っていく」ということを宣言するというのは、逆に強気でセンスに自信がないとできないことかもしれません。
無駄をどんどん省いていって、最低限の機能を魅せること=美学と捉えているブランドが多い中、余計な装飾にこそ美が宿ると考えている、キーファーノイの考え方は、かえって際立っています。
商品の特徴は?
キーファーノイでは、上質なイタリアンレザーを採用しています。
植物性のタンニンで鞣すことに徹しており、廃棄の際にも一切の有害物質を出さないよう、健康面や環境面に配慮を行っている企業としても知られています。
レザーのテクスチャーには、独特の色ムラがあり、ナチュラルなブラウンの他、深みのあるレッドやブルーが、キーファーノイらしい価値観を生み出しており、人気を呼んでいます。
シンプル・イズ・ベスト、という感じではなく、どんな商品にも、一定の装飾感があり、そこにキーファーノイならではの美しさが宿っています。
名古屋というと、結婚式などが華やかというイメージもありますし、土地柄が商品の雰囲気に良く現れているのかもしれません。
価格帯や購入層は?
キーファーノイの財布の価格帯は、わりと良心的で、誰もが手を伸ばしやすい感じに設定されています。本格的なものであれば、3万円台くらいですが、使い勝手の良い、手頃な商品だと、ほぼすべてのものが1万円台くらいで入手可能です。
存在感のある独特のテイストに魅せられた大人の男女が、キーファーノイの商品に反応しています。具体的には、30代〜40代くらいのレザー愛好家が購入層のメインといったところでしょう。
世間の評判は?
キーファーノイに対する世間の評判は、高級感があり、レザーも上質なのにリーズナブルなブランドとあって、上々です。
カラーリングが比較的鮮やかだったりするので、好みが分かれるところでもあるため、できるだけシンプルなものの方が好きという人からは、あまり注目されないようですね。
そのためか、キーファーノイの知名度は、品質のわりに、そこまで高くありません。
威張りの効く海外の有名ブランド品や、みんなが持っているものを買うことで安心感を得たい、という人には、キーファーノイは、ハマらないようです。
あくまでも、キーファーノイそのものが発している魅力に惹き寄せられた人が、ファンになっている、といった感じでしょう。
オススメの商品は?
レザー長財布 apertio(アペルティオ)Ludusシリーズ(AR2051L)
キーファーノイらしい、きらびやかな雰囲気が感じられる、攻めた商品です。
編み込みのテイストが施されている財布は、他のブランドからも展開されていますが、このアンニュイなテクスチャーは、かなり独特と言えるでしょう。
あえて不揃いになっているラフな感じが、大人っぽいセクシーな魅力を演出してくれます。
Kiefer neu[キーファーノイ]Ciao series コインケース KFN1685C
装飾感を大事にしているキーファーノイならではの、色使いや、レザーの特殊な切り替えなどを堪能することができるコインケースです。
凝った造りをしているのに、1万円を切っているので、お得感を感じるという人も多いことでしょう。
カラーバリエーションにも、こだわりが感じられるので、よく吟味してみてください。
どこで購入できる?
キーファーノイの商品は、公式サイトから直結しているオンラインストアで購入することができるので、まずはそちらでお気に入りの財布に狙いを定めてみてください。
また、公式サイト内のショップ情報をチェックすれば、実店舗の情報を入手することもできます。
大手有名デパートばかりでなく、ちょっとマニアックな百貨店にも、キーファーノイの店舗は入っていたりするので、要チェックです。
まとめ
名古屋で誕生した、独自路線を走るブランド、キーファーノイについて、特徴や魅力、世間の評判などをお伝えしました。
シンプル過ぎるものに飽きてしまった人や、品質が良いのにリーズナブルなブランドを求めていた!という人にオススメできますので、これを機に、キーファーノイを覚えていってください。