ケンゾーは、日本人が立ち上げたブランドになりますが、創業国はフランスになります。最初は、「ジャングルジャップ」という自虐的な名前のブティックとしてオープンしました。
開業したばかりの頃のコレクションでは、お金がなかったために、日本から和服の生地を取り寄せ、それでどうにか服を作ったそうなのですが、これが逆に評判となり、ケンゾーが開発した着物地のワンピースは、有名雑誌の表紙を飾ることになりました。
その後も、新しい要素を多く取り入れ、ファッションの既成概念を打ち崩してきたケンゾーは、世界的に有名なブランドへと飛躍を遂げていきます。
80年代の後半からは経営難に陥ったり、デザイナーが次々に交代したり、と波乱に満ちた時代を迎えますが、2015年には、メジャーブランドであるエビアンのボトルをデザインしたり、2016年には、H&Mとコラボレーションを行うなど、現在は再び、活力を取り戻しています。
商品の特徴は?
ケンゾーの世界観は、斬新で華があります。多少毒々しさも含んだような、奇抜な色づかいが特徴的なので、人によっては、コーディネートに取り入れづらいと感じる場合もあるでしょう。
ただ、唯一無二の存在感が漂っており、ファッションについて、勉強を重ねてきた上級者であれば、確実に挑戦したい!と思えるような、個性的な魅力に溢れています。
色づかいは、赤や青や緑やオレンジなど、パキッとしたカラーを巧みに取り入れている印象が強いですが、モノトーン調のアイテムも多数存在しています。
また、ケンゾーと言えば、花柄…と思っている人もいるかもしれませんが、近年では、虎や龍などがアイコン的象徴となっています。
価格帯や購入層は?
ケンゾーに対しては、ハイブランドというイメージを持っている人も多いかもしれませんが、少なくとも財布の価格帯については、そのようなことはありません。
長財布なら、3万円前後、2つ折りの財布であれば、1万円台で入手することが可能です。
シンプルな財布に10万円近く費やすことを思うと、ケンゾーのように、前衛的なデザインが施されているのに、5万円を切るような値段でいい、というのは、お得だなぁ…なんて感じる人も多いのではないでしょうか?
世間の評判は?
ケンゾーの財布に対し、世間の人々は、デザインが奇抜で凝っているのに、流行り廃りがない感じで、長年愛用していけそう!と好印象を抱いているようです。
個性的ではあるのですが、意外にどんなファッションにも合わせやすい、という声も挙がっていました。メンズ向けの財布は、シンプルなものが多く、どこも似たりよったりなので、ケンゾーのように自己主張の強いブランドは貴重であるという意見も。
後は、好みのテイストに合っているかどうか、の問題といったところでしょう。
オススメの商品は?
ケンゾーのシグネチャー的存在である虎が描かれている、大胆なデザインの長財布です。
ケンゾーのロゴが、おなじみのものではなく、ヨーロッパチックな洗練された柔らかいテイストで仕上げられているので、斜め上感のあるオシャレを狙えることでしょう。
カラーは、レッドの他に、グリーンと、ブラックが存在します。
1トーンで仕上げられた虎がこちらを向いているという斬新なデザインのショートウォレットです。
カラーは4色展開になります。容量は小さそうに見えるかもしれませんが、ポケットが多重構造になっていて、カードもお札も小銭も、これ1つにまとめて収納することができます。
メンズのちょっとした外出には、こういったボリューム感の財布がピッタリでしょう。
どこで購入できる?
ケンゾーは有名ブランドになるので、商品を取り扱っている実店舗は数が多く、全国の大手有名デパートなどに、インショップとして高確率で入っています。
また、オンラインショップも存在していますので、気になる商品がありそうかどうか、まずはそちらのサイトをチェックしてみてください。
まとめ
以上、フランス在住の日本人デザイナーが立ち上げた、一流ファッションブランド、ケンゾーについて、特徴や魅力、世間の声などをまとめてお届けさせてもらいました。
日頃のファッションに物足りなさを感じている人、もっとパンチが欲しい!と感じている人は、ケンゾーの財布に是非、注目してみてください。
個性的で奇抜なので、浮いてしまいそう…と思うかもしれませんが、デザイン性が高いため、意外とどんなファッションにも似合わせやすいと評判です。
女性受けも良いブランドなので、カップルで愛用してみるというのもオススメです!