大人っぽくてちゃんと高級感のある革の財布を使いたい…と思い、どんなブランドの財布がいいか探していたところ、GANZO(ガンゾ)という存在を知ることになりました。
ガンゾは知る人ぞ知る、本格派の革製品ブランドです。ものづくりに対して誠実に向き合っている感じがしたので、すぐに惹かれ、購入を決意しました。
シンブライドル長財布の気に入っているポイント
僕が新しい財布に求めていたのは、高級感と、誠実な印象であって、奇抜な個性ではありませんでした。
でも、しっかりと存在感はあって欲しい…というそんな僕のニーズに、この財布はピッタリハマってくれているので、そこが何より気に入っているポイントです。
たとえ、高級であることが雰囲気として漂っている財布であっても、なんとなく「これみよがし」だったり「セレブアピール」が過ぎてしまうようなものは、不向きなんじゃないかと。
取引先や先輩に生意気だと思われてしまったり、チャラいヤツだと思われてしまったら損ですからね…。
ガンゾは、人と被ってしまう心配も少ないですし、革製品に関してツウな男だという感じを演出できそうなので、我ながら良い選択だったなと思っています。
ブライドルレザーというのは、アンティークっぽい落ち着きや色気があって、とても好きです。
ツヤっとしているコードバンも、同じく人気のレザーとしてメンズから注目されていますが、僕は硬さのあるブライドルの方が、味わい深い感じがして好きだなと思っています。
しかも、このブライドルは独特な経年変化を魅せてくれるところがポイントで、時間と共に、自分だけのブライドルに成長していってくれるところにかなり期待しています。
普通、財布は購入した日からだんだん劣化していくものですけど、この財布の場合は、時間が経つにつれて価値が増していくという。
そのことで僕はこのガンゾの財布に値段以上の魅力を感じています。
色は4種類ありました。
ブラックが定番だけれど、ちょっとありきたりかな…?という感じがし、また、ヘーゼルだと女性っぽい感じがするように思ったので、ネイビーかダークブラウンで迷いました。
結局、ダークブラウンにしたのですが、落ち着きの中にも、若さの感じられるスタイリッシュなカラーでとても満足しています。
シンブライドル長財布の使用感
レザーの財布は取り扱いに慎重にならなければいけないから、使っていて不便に感じたり、煩わしく思えたりするかな…と、最初けっこう心配していたのですが、結論から言うと、そのような心配は必要ありませんでした。
もちろん、水に濡れないようには気をつけていますし、そもそも、そこまで乱雑に扱ったりはしませんが、使用する度にナーバスにならないといけない…という感じでもありません。
手入れに関しても気が向いた時に気まぐれでやる程度で、特に問題ありません。
このブライドルというレザーは、極端な話、傷や汚れも、「味」として吸収してくれるような、懐の大きさがあるタイプの革だと思います。
表面に触れることによって、手の脂がいい具合に革に移って、それが味わいになるので、電車やバスに乗った時など、空いた時間になんとなく手のひらで撫でてあげるなど、愛着を持って可愛がっています。
最近の主流はラウンドジップタイプの財布なのかな、という気がしたので僕も最初はそちらにしようか悩んだんですが、周囲がファスナーで覆われていると、どうしてもゴツくなってしまって、その分のボリュームが気になるなぁ…と感じたんですよね。
その点、この財布ならジャケットの内ポケットにもスッと入りますし、支払いの際にもワンアクション省くことができるので、なにかとスマートだなぁ、と思いました。
カード入れ12個、札入れ2ヶ所、小勢入れと、必要十分な機能を備えています。
小銭入れはスタイリッシュなスタイルを優先しているため、マチ無しで作られています。
ファスナーの開閉はとても滑らかです。
こういう点は、使い慣れてくると当たり前になってしまって、意識しないものですが、一流のブランドならではの恩恵なのでしょう。
素材についての感想
この財布に使用されているブライドルレザーはイギリス「J&E セジュイック社」のものです。
有名で歴史あるタンナーが製造しているため、高級感が感じられます。やっぱり1万円代で買えてしまうブライドルレザーとは品質が全然違いますね。
内装にはイタリア「バダラッシィ・カルロ社」のミネルバ・ボックスが使われていて、こちらもシボ感があり、一般的なレザーとは一線を画しています。
購入してわかることですが、圧倒的な品質の良さを感じられます。
まとめ
ガンゾの財布、THIN BRIDLE について、気に入っているポイントや、使用感をまとめてみました。大人の仲間入りを果たせたような気分になれる、ナイスな財布だと心から満足しています。
ガンゾはロゴマークもいいですよね。あの刻印のようなデザインと、意味ありげな文字の羅列に、伝統のような重みが感じられて、僕は大好きです。
財布でガンゾデビューを果たしましたが、これからバッグやカードケースなど、ガンゾのその他のアイテムにも注目していきたいと思っています。