フェリージは、1973年にイタリアで誕生したブランドです。
あのエレガントなロゴマークは、中世より受け継がれてきた、フェリージ家の紋章であり、黄金の盾と鎧、そして、林檎の木によって構成されています。
ブランドのイメージは、とにかく「品が良い」ということに尽きるでしょう。ビジネス向けに使える、おとなしめのアイテムが中心ですが、ほどよい抜け感もあり、休日使いにも違和感なく重宝できる財布やバッグが揃っています。
商品の特徴について
フェリージの商品の特徴についてですが、イタリアの伝統的な皮革、バケッタレザーなどを用いた上質な革製品が中心となっています。
特筆すべきは、鮮やかで美しいカラーリングでしょう。
特にイエローやブルーは、他にはないほどの存在感を放っており、暗闇でも遠くから見たら、光っているように感じられるほどの、発色の良さを誇ります。
クロコダイルのエンボス加工が施された商品も人気で、エキゾチックでありながらも、ギラギラしている感じがないため、ほどよくセクシーな大人っぽさをアピールすることができます。
また、ナイロンとレザーのコンビネーションで構成されている商品開発も得意としていて、カジュアルで安っぽい雰囲気になってしまいがちなナイロン素材を、高級感ある商品に魅せるというセンスに関して、非常に長けているという特徴があります。
購入層や価格帯について
フェリージの商品を購入しているのは、そろそろ落ち着いた上質な革製品が欲しい…と考え始める、30代後半の人や、40代に突入したオトナ世代の人々です。
価格帯もそこそこお高めですし、本格的な高級ブランドではあるのですが、重役やセレブリティな人々に似合うかというと、特別そう…というわけでもありません。
これまでのオシャレから、ワンランク上の雰囲気を狙いたい、と考えているような人々にウケている、といった感じの印象です。
世間の評判について
フェリージは、洗練されたエレガントな雰囲気で人気となっていますが、やや女性的という意見が多く見られます。
女性のための専門ブランドというわけではなく、メンズにウケる財布やバッグを開発しているつもりなのでしょうが、色遣いなども鮮やかなものが多いため、やはり、フェミニンな印象を抱いているという人は多いようですね。
ゴリゴリの男らしい商品は少ないですが、それを逆手に取って、彼女とお揃いで愛用したり、また、女性ウケを狙うなら、フェリージで…という選択肢もアリと言えるでしょう。
オススメの商品は?
3005/SA ロングウォレット
フェリージからイチオシとして販売されているのが、こちらの商品になります。
光沢感のある、美しいクロコエンボスレザーによって仕立てられており、大容量のコロンとしたボディが魅力。
蛇腹式のポケットは、5つもの部屋に分かれており、日本の紙幣と海外の紙幣を分けて収納したり、チケットを入れておいたり、ポイントカードを溜めておいたり…と、利便性が非常に高いです。
ジップに付けられたフリンジも、デザインのアクセントになっていて、ファッション性の高い逸品です。
カラーバリエーションは、7種類ほどあり、価格は、58,320円となっています。
125/4/LD ウォレット
上質なソフトキップレザーが採用されている、フェリージらしい、とにかくエレガントな長財布です。
フロントの中央に光っているロゴの紋章は、デザインのアクセントにもなっています。
シックなブラックも良いですが、とにかく発色が良いので、ライトブルーにも注目してみてください。
地味になってしまいがちなスーツスタイルに対し、挿し色的にこういったアイテムを持ってくるというのは、ビジネスマンならではのオシャレであると言えるでしょう。
価格は、57,240円です。
どこで購入できる?
フェリージのアイテムは、ユナイテッド・アローズの店頭で取り扱われている他、大手デパートに入っているインショップで購入することが可能です。
ネットショップでも取り扱われているので、購入サイトへ飛んでみてください。
まとめ
イタリアで創業した、小さな革製品の工房『フェリージ』は、今や世界中の人々に愛される有名ブランドへと成長しました。
海外のハイブランド製品というと、これ見よがしで、ギラギラしている感じのものも多いですが、フェリージは、どこまでも上品で、落ち着いた雰囲気が魅力です。
それでいて、色鮮やかでもあったりするので、おとなしくありつつも、ハッと光るような存在…そんなところに惹かれてみてください。
価格帯は決して安くありませんが、それでも、理不尽に何十万とするようなブランドではありませんので、そろそろ、本格的な財布が欲しい…と考え始めている人にとって、手堅い選択肢と言えるでしょう。
知名度があり過ぎず、それでいて、伝統があるという、絶妙なポジションを築いているブランドでもありますので、その雰囲気を積極的に利用していきましょう。