エッティンガーは、1934年に、ジェラルドエッティンガー氏がイギリスのロンドンで創業した、高級レザーグッズのブランドです。
気品溢れるロイヤルな世界観が魅力的で、実際に英国王室でも愛用されているという背景があります。1996年には、チャールズ皇太子から、正式に「ロイヤルワラント」という御用達ブランドであることを証明する称号を授かっています。
日本では、2010年に、初のショップがオープンされました。東京の銀座にあるのですが、ここには、世界中の一流ブランド店がひしめきあっていますから、それだけでも、エッティンガーがいかに実力のあるブランドであるか、ということがわかるでしょう。
商品の特徴は?
エッティンガーで採用されているレザーの素材は、馬具などに使用される「ブライドルレザー」が中心です。
ブライドルレザーといえば、アンティークな質感が魅力的な皮革素材です。
使い始めは、白い粉状のものが浮かびあがっているのですが、使い込んでいくうちに、これが磨き取れていき、奥から味わいのある深い光沢や艶が現れます。
経年変化を楽しむのにも適している革で、レザーグッズに目のない、大人なメンズから好まれる傾向があります。
また、エッティンガーと言えば、シックな外装の黒に対し、鮮やかな内装というのが王道のデザインになっています。
よく用いられているカラーは、黄色や紫です。その他、オレンジやターコイズブルーなどもバリエーションに加わっていたりしますが、やはりエッティンガーと言えば、黒に黄色というのが、象徴的と言えるでしょう。
価格帯や購入層は?
エッティンガーの価格帯は、ハイブランドほど強気に設定されておらず、ほどよく高価で良心的といった印象です。
きちんと、自身の持つアイテムにお金を掛けている、という気分も味わえますし、絶妙なラインに設定されていると言えるでしょう。
代表的なモデルの長財布は、5万円前後で展開されています。
購入層は、エッティンガーの持つ、高貴で大人びた雰囲気に魅せられる上品な大人の紳士といったところでしょう。
30代後半くらいから、40代、50代、60代と、世代が上の男性に似合うイメージです。
世間の評判は?
エッティンガーの財布に対して、日本のメンズは強い憧れを抱いているようです。
黒とイエローのコントラストは、芸術的な感性を持った人の心にもフックするので、「僕は大学生なのですが、エッティンガーの財布を使うのはおかしいですか?」といったような質問も、ネット上に投稿されていました。
これに対する返答としては、エッティンガーの財布は高品質でもちが良いので、数年後に社会人になることを思えば、先に購入しておいて、今から経年変化させておく、という方向性が良いのでは?という声が挙がっていました。
オススメの商品は?
エッティンガーの代表的なモデルとなっている、定番のロングウォレットです。
やはり、黒とイエローという組み合わせを狙うのが「らしさ」という意味ではオススメですが、実はカラーバリエーションが豊富で、外装の方に5パターンほどが存在しています。
コントラストが強すぎない方が上品かな、と思う人は、ネイビーやグレーなどにも注目してください。
上質なカーフレザーで仕立てられている、エレガントなショートウォレットです。
小銭入れがしっかりしていて、視認性の良さにも定評があります。こちらは、ブラックとパープルの組み合わせ以外に、外装のブラックはそのままで、レッド、オレンジ、ターコイズのパターンからチョイスすることが可能です。
どこで購入できる?
エッティンガーの商品が実際に取り扱われている店舗は、全国に20軒近く存在しています。
主に、大手の有名デパート内にインショップとして入っていますので、お住まいの都道府県に存在しているかどうか、まずは確認してみてください。
公式サイトのオンラインショップも、しっかりと日本語に対応していますので、こちらで気軽に購入してしまう、というのもオススメです。
まとめ
以上、イギリスのロンドンで誕生した、エレガントでロイヤルな革製品のブランド、ブライドルレザーでおなじみのエッティンガーについて、特徴や魅力、世間の評判などをお届けさせてもらいました。
シックな黒の外装に、鮮やかな内装の色が映える、という、シンプルでありながらもデザイン性の高さが魅力と言えるブランドですので、是非、狙ってみてください。
若い世代の人も、社会人になった時や昇進した時に、財布が経年変化を遂げ、ベストな状態になっている、というゴールから逆算して購入を検討してみると良いでしょう。