「革の財布を買いたいんだけど、どこのブランドがいいかなぁ」という話をしていたら、友人の一人が「ココマイスターは?」と言ったので、さっそく調べてみたんです。
正直、それまで全く名前を聞いたことがなかったのですが、こんなに革製品が充実しているブランドがあったとは知らなくて、一気に引き込まれました。
商品を紹介する写真に登場しているのが、ヨーロッパ風のダンディーな紳士ばかりだったので、イタリアかフランスあたりのブランドなのかな?と思っていましたが、ココマイスターは日本のブランドだったんです。
ただ、日本のブランドということで、逆に安心しました。
メイドインジャパンの商品って、信頼ができますし、保証関連で依頼をする際にも、なんとなく安心ですからね。
この財布の気に入っているポイント
ココマイスターって取り扱っている商品の本当に種類が多いんですよね。色々なタイプの革財布があったのですけど、僕が目を付けたのは、クリスペルカーフというシリーズでした。
他の財布は、もっと重厚感があったり、革独特の表情がとにかく主役で!「俺を見てくれ!」と訴えかけてくる感じがしたんですけど、このクリスペルカーフだけは違って見えたんです。
独特の光沢感があって、とても美しいんですけど、他の革よりも雰囲気がサラッとしている…というか、温度でいうと、1〜2℃低いイメージっていうんですかね。
合コンとかでも、あまり興味なさそうな感じで、ただ微笑んでるだけの女性って、積極的な子より、逆に興味をそそられませんか?たとえはうまくなかったかもしれませんが、なんとなくそんな印象を受けたんです。
クリスペルカーフは、ドイツ産の革ということみたいですね。
確かに、ドイツって、情熱的なイタリアや、オシャレ番長なフランスと比べて、ちょっとクールで、すましたような感じがあるので、だから、こんな雰囲気の革が仕上がったのかな?と思いました。
触り心地もサラサラとしていて、とても気持ちいいですし、よく見ると、表面に微妙な凹凸があります。専門用語でシボというらしんですが、いい意味で、人間の肌のような、味わい深い質感になっていると思います。
色はブラックをチョイスしました。実はカラーバリエーションがけっこう多いタイプの商品だったので、かなり揺れたのですが、長く使うものなので、一番使いやすい色にしておきたいと思ったんですよね。
クリスペルカーフのサラッとした表情は、もう少し淡い色の方が、「らしさ」が出ていいのかな?なんて思ったりもしらんですが、色のある財布は、オシャレアイテム的に上級者向けな気がしたので、やはり、まずは手堅く黒からデビューしておくべきだと思いました。
クリスペルカーフ ロシュパースを実際に使用してみた感想
クリスペルカーフという革は、触り心地が良いだけでなく、柔らかくて伸縮性もある、使いやすい革だなと、使っていて思いました。
毎日使う財布などの革に、とても向いているんじゃないかと思います。実際、曲げ伸ばしや傷に強い革である、ということが説明に書かれていました。
モデルみたいにツンとすましているのに、実は料理が得意で、洗い物もしっかりやってくるみたいな…そんな印象ですよ!
お札を取り出す時も、小銭を取り出す時も、革が柔らかいので、スムーズに開くことができて、全くストレスがありません。
小銭入れは、マチのある構造になっていて、手前に大きく開いてくれますよ!これが取り出しやすさのポイントなんです。
ちなみに、小銭入れは、中まで同じ、クリスペルカーフなので、とても贅沢な気分になれます。
小銭って意外と汚れが激しかったりするので、革と擦れあうと、けっこう汚くなってしまいそうですが、黒なのでそこは目立たないんですよね!
ここが、たとえば、淡いベージュの革だったりすると、わりとすぐに真っ黒になってしまうんじゃないかな…と、想像してみたり。使ったことがないので、何とも言えないですが。
カードに関しては、専用のポケットが合計6つほどあるのですが、フリーのポケットもあるので、僕は全部で8枚くらい入れて持ち歩いています。
コンパクトに見えると思いますが、意外と長財布にも負けない収納力ですよ!
それなのに、手のひらにすっぽりとおさまる、この感じ。
僕的には、本当に申し分のない最高の財布でした!
まとめ
ココマイスターのクリスペルカーフロシュパースについて、気に入っている点や、使用感などを、まとめてレビューさせてもらいました。
革の質感については、人それぞれ好みがあると思うので、ダントツでクリスペルカーフが最高!という紹介の仕方はしませんが、僕と同じように、ちょっとクールで、温度の低い雰囲気の、サラッとした革に魅力を感じる…という人は、注目してみてください。
クリスペルカーフは、ドイツ製の良質で高級な革ですので、覚えておいてくださいね!