コム・デ・ギャルソンは、1969年に、日本で誕生したファッションブランドです。
名前からすると、ファッションの本場である、ヨーロッパから到来した、ハイブランドなのかな?というようなイメージを抱く人もいるかもしれませんが、コムデギャルソンを立ち上げたのは日本人で、川久保玲という人物です。
川久保氏は、1942年生まれ。慶應義塾大学を卒業後、旭化成に入社。繊維宣伝部でスタイリストを経験した後、フリーランスの活動を歴てから、コムデギャルソンにおいてレディース向けのウェアの製造や販売をスタートさせました。
出典:http://www.comme-des-garcons.com/
ブランド名のコムデギャルソンは、フランス語で、これには「少年のように」という意味が込められているとのこと。
ファッションの正規教育を受けていないにも関わらず、川久保氏のデザインは、社会に流されていない、自立した若者像にピッタリであるとのことで、多くの人々から絶大な支持を得ています。
商品の特徴は?
コム・デ・ギャルソンの世界観は、モノクロで、クールなモード系といったイメージです。
同じモノクロ系のブランドでも、エレガントでシックで、セレモニーやビジネスシーンにピッタリ、といったようなラインのところもありますが、コム・デ・ギャルソンの場合は、そういうわけではありません。
基本的には単色系なので、シックはシックなのですが、どちらかというと、ファション的に攻めている印象なので、お堅い雰囲気のシチュエーションには、不向きだったりします。
コレクションでランウェイを歩いたり、バンドのメンバーとしてステージに立つ時など、主役として、注目を浴びるような場面の方が、コム・デ・ギャルソンの尖ったテイストはしっくりくることでしょう。
また、顔の描かれたハートマークが特徴的で、これはコムデギャルソンを代表するアイコンともなっています。
価格帯や購入層は?
コム・デ・ギャルソンの財布の価格帯は、1万円〜3万円といったところです。
本格的な革製品のブランドと比較すると、それよりは多少、安く入手できるようなイメージです。
購入層は、キレイ目系だけれど、少し尖った要素も欲しい、というファッションに対して鋭い感性を持つ若い世代の男女が中心です。
10代後半〜30代前半くらいが中心といったイメージ。
世間の評判は?
コムデギャルソンには、熱心なファンが多いようです。
特別、質が優れている、というような書き込みはあまりないのですが、やはり、デザインが独特で、洗練されたセンスを感じるためか、10代の頃からコムデギャルソンに惚れ込み、以来、ずっとファンであり続けている、というような人も多数、存在します。
30代を過ぎても、ファンでいたいのだけれど、それって痛いですか…?というようなことを気にしている人もいました。
もう卒業した方がいいかもしれない、というような歳になっても、まだまだ愛が止まらない、と感じさせてしまうほど、求心力のあるブランドである、ということが言えるでしょう。
オススメの商品は?
エンボスでドット柄が描かれている、コムデギャルソンらしいシックかつポップなラインの長財布です。
定番のラウンドジップタイプで、収納やポケットも多く、申し分なしのデザイン。
小銭入れがスナップボタン式でスクエアに開くので、視認性も良いというところが魅力。
色気のあるシボと、クールなシルバーのギャップが魅力的な、コインケースです。
L字ジップタイプで、中身をしっかりとガードしてくれつつも、開閉のしやすさがあり、使い勝手は抜群。
内部には、コンパクトでありながらも、しっかりと小銭入れが施されていて、カードや紙幣などを分けて収納することも可能です。
どこで購入できる?
コムデギャルソンの直営店は、全国に多数存在していますので、ショップ一覧などを調べれば、最寄りの店舗を知ることができます。
また、オンラインショッピングでも、コムデギャルソンの商品を入手することは可能です。
アマゾン、楽天、ZOZOTOWN、などでも取扱がありますので、普段から使い慣れているサイトをチョイスすると良いでしょう。
まとめ
以上、こちらの記事では、日本で誕生した異端のデザイナー、川久保玲氏が立ち上げたファッションブランド、コムデギャルソンについて、特徴や魅力、世間の声などをお伝えさせてもらいました。
ファッションに合わせやすい、モノトーン調なのに、地味にまとまってしまうことがなく、攻めているような、尖っているような、洗練された最先端の空気感が漂っているブランド、というわけで、熱心なファンも多く存在しています。
2018年には、「CDG」という新たなラインを立ち上げるコムデギャルソンの勢いは、今後も止まらないことでしょう。これを機に是非、コムデギャルソンに注目してください。