ココマイスターは、2011年に日本で誕生した、まだ比較的新しいブランドです。
質の良い商品を生み出すだけでなく、それを絶妙な価格で販売し、ネット等を中心に、レビュー等でとにかく高評価を獲得するという戦略が上手くいっているのか、たった数年で年間売上を30億円以上にまで伸ばし、急成長を遂げています。
人気の爆発に生産が追いつかないため、商品は常に品薄状態…、それがまた、購入者の物欲を煽るという、好循環に乗っている企業であると言えるでしょう。
今後、確実に日本のビジネスマン御用達のスタンダードな選択肢として、確固たる地位をモノにしていくであろうブランドだと予想しています。
ブランドの雰囲気は?
日本のブランドでありながら、その世界観は、白髪のダンディーな英国紳士が愛用する革製品を…といったような、ブリティッシュな雰囲気となっています。
基本的にとにかくオフィシャル向きであり、スーツにピッタリと似合うような高級感が、どの商品にも感じられます。
奇抜なデザインのものは基本的に取り扱っておらず、ビジネスマン達のニーズを考え、オーソドックスで、使い勝手の良い商品が中心となっています。
ココマイスターの特徴は?
世界の厳選された皮革と、日本の熟練職人が縫製
ブライドル、マットーネ、コードバン…などなど、ヨーロッパ産の高級な皮革を、日本の熟練された職人が縫製する、というスタイルを取っているところが、ココマイスターの最大の特徴になります。
素材の良さで言えば、やはりヨーロッパには叶わない…、しかし、技術力では日本の方が上、という実態を考慮した上で、その良いとこどりをしている、非常に美味しいブランドであると言えるでしょう。
革質やカラーバリエーションが多い
また、商品の種類や、カラーバリエーション、革質のバリエーションが多い、というところも、大きな魅力となっています。
革の質でいうと、ブライドルレザーの使われている財布に関しては、特にココマイスターの良さが生きているといえ、一番人気を集めている商品となっています。
ブライドルは、馬具にも使われているだけあって、非常に堅牢なのですが、それだけでなく、白く粉の噴いたような質感には独特の色気があり、すでに使い込まれているかのような、アンティークな雰囲気を、スタートの時点から楽しめます。
また、レザーを編み込んでいるタイプの商品が多いのも魅力です。
こういったタイプの商品は、職人の技術力が高いブランドでなければ、そもそも取り扱い自体が無理だったりしますから、それを携帯しているだけで、質の良いブランドに目をつけているのだ、ということを周囲にアピールできることとなるでしょう。
職人のレベルが高い
技術力のことで言うと、ココマイスターの商品は、頑丈な上にとても繊細です。
とにかく作りが細かく、金具のパーツ1つ取っても、美しくロゴが刻印されていたり、ステッチも丁寧で細かったりと、見る人が見れば、「あっ!高級品なんだな」ということがすぐに伝わります。
本当に高級なものって、どこがどうだから…という、何か目立った特徴があるわけではなく、1つ1つのものが丁寧に作り込まれているため、全体像をパット見ただけで、直感的に「理由は、よくわからないけれど、とにかく美しいと感じる…!」という印象を与えることができるんです。
俗に言う、オーラが違う、というヤツだったりするのでしょう。
価格帯や購入者層は?
商品の価格帯に関しては、商品数が多いだけあって、取扱いの幅が広く、財布の場合2万円台のものから、高いものでは10万円を超える価格のものがラインナップとして用意されています。
基本的には、2〜5万円くらいの価格帯が売れ筋となっています。
購入している層も幅が広く、若者からシニア世代まで、全ての人が使いやすいデザインとなっているので、30代から60代くらいまでの男性に人気があります。
女性の愛用者もいる
基本的には、男性向けのブランドとなりますが、女性の愛用者も少なくありません。
オーソドックスなデザインのものが中心である上、柔らかい質感のものや、淡い色のものも多いので、意外と女性も愛用しています。
また、完全に女性をターゲットとした、Coco Doullens(ココデュラン)というブランドも展開しています。
こちらでは華やかで女性らしい印象の商品が販売されています。
世間からの評判は?
品質は間違いなし
ネットのレビューやブログ等をチェックしていると、ココマイスターへの評価は、基本的に非常に高いです。
まだ若いブランドながら、比較的強気な価格設定をしていますが、品質が確かなので、反感を買うことがないようですね。
さらには、補償制度もしっかりしているので、万が一、気に食わないものが現物として手元に届いてしまったとしても、最終的には納得できる対応をしてもらえることが多いようです。
海外ハイブランドと比べれば知名度はまだまだ
知名度で言うと、急成長を遂げているとはいえ、まだまだ海外のハイブランド等にはかなわないでしょう。
しかし、だからこそ、今のうちからココマイスターに目をつけておくべき、という意見は盛んに交わされています。
今からココマイスターの財布を買っておき、それを1年以上愛用することで、経年変化を目立たせておくと良い、という話もありますよ。
もっともっと、ココマイスターの知名度がアップし、完全に市民権を得た上で、周囲の人々がココマイスターの財布を買い始めたころ、「ほら、俺は前から使ってたから、もうこんなに革がいい感じの色になってるんだよ」的なことをアピールできたら、最高!という筋書きなんですよね。
プレゼントとして選ばれるブランド
また、激しく好みが分かれるタイプのブランドではないため、プレゼント等にも最適です。
実際、親しい人への、就職祝いや、還暦祝い、出世祝い等で財布を購入していく人は、かなり多いとスタッフさんに聞きました。
プレゼント包装への対応も非常にしっかりしています。
ブランド名がメジャー過ぎないというところと、オーソドックスなデザインという点も、プレゼントに向いているポイントであると言えるでしょう。
ヴィトンやグッチやコーチのように、メジャー過ぎるブランドや、奇抜なデザインの財布だと、好き嫌いがハッキリと分かれてしまったり、思い入れが強過ぎて、この商品は好きじゃない…!なんてケースが発生してしまいがちですからね。
その他の魅力は?
好きなシリーズで持ち物を統一できる
財布だけでなく、アタッシュケースやバッグを始め、キーケースなどの小物類等も充実しているため、持ち物をココマイスターで統一できる、という魅力もあります。
財布やバッグやケース類なんかを、それぞれ別のブランドで買っていると、ケアや保証等のサービスを受ける際に、割高になってしまったり、それぞれ別の場所へ足を運ばなければいけなかったり…という事態になってくるので、面倒なんですよね。
男の必須アイテムは、全てココマイスターで揃えてしまおう!ということができるって、非常に便利なことだと思いませんか?
同じ革の質感、同じ縫製のシリーズで、バッグと財布を揃える、さらには、カラーも完璧に揃える…なんてオシャレが楽しめるのも、ココマイスターならではですよ!
華やかカラーの商品もある
使い勝手の良い商品が中心のココマイスターですが、意外にも、非常に鮮やかなレッドやロンドンキャメルといった、カラーバリエーションも存在します。
このレッドのバリエーションは、特別スポットを浴びているわけではなく、あくまでも選択肢の1つという感じで用意されているのですが、実は存在感が半端ないので、あえて狙ってみるのも良いのではないでしょうか!
ココマイスターのメンズ財布人気ランキング
第1位 ブライドル・グランドウォレット
ココマイスターが誇る、代表的な皮革である「ブライドル」の美しさを楽しむことができる至極の逸品です。
ジップの開閉がスムーズで心地良い、カードの収納可能枚数が多い、小銭が見やすい、などなど…、機能性が抜群なのはもちろんですが、やはり最も注目すべきは、革の表情ですよね。
表面に、粉が噴いていて、多少引っ掻かれているかのように浮き上がっている白い傷が…何とも言えず、独特の高級感、存在感を醸し出していますよね。いかにも英国紳士の内ポケットからスッと出てきそうな佇まいです。
カラーバリエーションも、ブラック、モスグリーン、ロイヤルブラウン、ダークネイビー、ロンドンキャメル、スイスレッド、ヘーゼル…と豊富で、全7種類も存在します。
価格は税込みで、32,800円です。
第2位 マットーネ・オーバーザウォレット
ココマイスターの職人技が光る、編み込みタイプのレザーウォレットです。
使用されている革は、イタリアのトスカーナ地方で、独自の技術を用いて生産されている「マットーネ」というもので、これは経年変化を楽しむ上で最適と評されているほどの素材です。
革が編み込まれているタイプの財布は、そこにただポンと置いてあるだけでも、主役のような存在感を放ってくれます。
光に反射すると、キラキラと…まるで海面のように美しく輝くんですよね。そんな輝きを放つ財布が、内ポケットから登場したら、女性は思わずハッとさせられてしまうことでしょう。
カラーバリエーションは、オールドブラック、ブランデー、ビターチョコ、の3種類に加え、限定生産のダークネイビーと、ヴィオラの、全5種類です。
価格は、税込みでちょうど40,000円です。
第3位 コードバン通しマチ長財布
革の世界で「宝石」「ダイヤモンド」と評されることも多い「コードバン」の財布をご紹介します。
コードバンは、よくある牛革ではなく、馬の革なのですが、1頭の馬からとれるコードバンは非常に少ないのだと言います。
使い込むほどに、ツヤっとした独特の光沢を見せるところが魅力で、男性は特に、コードバンの革質が好き!という人も多いのではないでしょうか?
カードの収納に関しても、通常は、横にしまっていきますが、こちらの商品は、縦に収納するタイプなので、目の錯覚で、さらにスマートに見えるんですよね。
そういった点でも、色気をアピールするには効果があると言えそうです。
また、表面の色と、内装の色のコントラストが大きいので、都会的で若い印象もあります。こういった財布を使いこなせるようになってみたいものですよね。
こちらの財布は、表面にロウが施されているため、一見ブライドルに近いような雰囲気に仕上げられていますが、そこから表情の変化を観察していく…という楽しみを味わうことができる、貴重な商品となっています。
価格は、税込みで45,000円です。レビューでも、非常に高い評価を獲得していますよ!
番外編:シェルコードバンアーチデューク
ココマイスターの中でも、最高級に位置する財布もご紹介しておきましょう。こちらの財布は、価格が税込みで120,000円と、他の財布とは一線を画する価格になっています。
それもそのはず、この財布には、高級な皮革であるコードバンが、贅沢にも、外装と内装、両方に使用されています。
徹底的にコードバンの魅力を楽しみたいなら、こういった世界もあるのだ…ということを、是非、記憶に刻んでおいてください。
カラーバリエーションは、ブラックとボルドーワインの2種類です。
この価格でも生産数が少ないため、なかなか手に入れることはできません!となると、欲しくなってしまう人も多いのではないでしょうか!?
どこで購入できる?
ブランドものの財布って、大手デパート、百貨店、ショッピングモール等の店頭で取り扱われていることが多いですよね。
ただ、ココマイスターの商品を直接見てから購入するには、ココマイスター直営の路面店しかありません。このレア感がまた、消費者の購買浴を絶妙に煽ってくるんですよね。
ちなみに、直営店の場所は、銀座、自由が丘、名古屋、心斎橋、神戸、となっています。
直営店しかないからこそ、ゆったり、たっぷりと、ココマイスター独特の世界観にひたりながら、商品を購入できるというのも、大きな魅力ですよね!
ただ、遠方に住んでいる人や、時間のない人でも、通販であれば、いつでも商品の購入が可能となっています。
安心の保証制度もついているので、ネット経由でココマイスターの商品を購入する人はかなり多いです。
まとめ
21世紀に入ってから誕生し、たった数年で急成長を遂げている、脅威のブランド、ココマイスターについて、その特徴や魅力を理解して頂けましたでしょうか?
欧州の革の魅力と、日本の職人の技術が掛け合わさった、ハイブリッドなブランドであるというところが、ココマイスターの最大の特徴です。
完全に職人が手作りで生産を行っているため、どうしても各商品が品薄になっているという、厳しい現状もあるようですが、長年愛用するということを見据えた上であれば、数週間ほど待つくらいのことは、何でもないでしょう。ここは妥協せずに、本当に気に入った商品を指名してみてください。