ブライドルレザー財布の手入れ方法と、おすすめのクリームを紹介します。
ブライドルレザーのお手入れ
英国で馬具に使われてきた、伝統的な皮革、ブライドルレザーには、どういったお手入れが必要なのでしょうか?
ブライドルレザーといえば、白い蝋の成分、ブルームが特徴的です。
この成分が磨き取れていくことによって、奥から美しいツヤが出てくるわけです。
こちらが使用1年ほどのブライドルレザー。
手入れをしないままでずっと放置をしていると、この艶を楽しむことが難しくなっていってしまいます。
といっても、手入れの方法はいたってシンプル。表面を軽く拭くか、ブラッシングした後で、クリームを塗り、あとは乾拭きをするだけです。
この時、使う布はコットン100%のものにしてください。化学繊維タイプのものは使用しない方がいいです。
また、使い始めてすぐの頃には、あまりクリームやワックスを塗らないようにしましょう。
最初は手の脂分だけでも、充分に独特の艶が出てくるので、表面がカサッとしてきた頃を見計らって、専用のアイテムを使い始めるようにするのがベストです。
ブライドルレザーに最適なクリーム、ワックス
Collonil(コロニル)シュプリームクリーム
プロも愛用しているという、コロニルの皮革ケア用シュプリームクリームをご紹介します。
コロニルはドイツのブランドで、世界100カ国で愛用されているほど、信頼度が高く、実績があります。
主成分となっているのは、天然のシダーウッドオイルで、素早く革に浸透し、栄養と潤いを与えてくれます。
レザー本来の輝きや、しっとりとしたツヤを取り戻したい時に、こちらのクリームがあると、重宝することでしょう。
columbus(コロンブス)ブライドルレザークリーム
蜜蝋と、ホホバオイルが主成分となっている、ブライドルのための専用クリームです。表面がカサカサしてきてしまったら、このクリームに頼りましょう。
革本来の輝きやツヤや潤いを、このクリームで蘇らせることができるのです。
コロンブスは、1919年から創業している、靴用品の専門メーカーです。世界的に信頼度が高い老舗ブランドなので安心して購入できます。
クリーム以外の便利なメンテナンス用品
コロニルポリッシングクロス
こちらのポリッシングクロスは、レザー製品を傷つけずに安心して使えるコットン製の1枚布としてオススメができます。
革製品やスムースレザーなど、全般に使うことができるので、1枚持っておくと重宝することでしょう。
この布で革を愛でていると、次第に艶が出てくるはずです。クリームを塗布するのにも使えますし、乾拭きにも使うことができます。
価格も500円程度とリーズナブルなので、普通のハンカチを買う感覚とあまり変わらずに購入することができます。
コロニルシュプリームプロテクトスプレー
こちらは、防水処理と防汚処理がメインの用途となっているスプレーです。
フッ化炭素樹脂が主成分となっているので、表面に皮膜を張ることがなく、通気性を損ないません。
内部の皮革繊維にまで浸透して、高い防水効果を発揮するため、お手入れの最後ではなく、クリームを塗る前の下処理として使うのが正しいです。
月に1〜2回程度の使用を目安としてみてください。
コロニルファインポリッシングブラシ
ブラシがあると、革製品のお手入れはグンと楽になります。
装飾が凝っている部分や、切込みなどが細かい部分になると、Tシャツの切れ端なんかでは、完璧に汚れを取ることが難しくなってしまうわけです。
しっかりとホコリを取ることができますし、指を汚さずスムーズにクリームを塗布することもできるので、一度ブラシを使ってしまうと、もう後には戻れないことでしょう。
人気のブライドルレザー財布
ブライドル グランドウォレット
英国製の気品溢れるブライドルレザーと、日本の縫製技術、職人魂が高い次元で融合している、究極の逸品です。
ラウンドジップタイプという流行のスタイルも取り入れられていて、スタンダードでありながら、格調の高さを兼ね備えているという、紳士にとってこれ以上ないほど、使い勝手の良い財布となっています。
カラーも豊富に7種類が用意されています。
ブライドル インペリアルウォレット
クラシカルな長財布です。重厚感のあるブライドルの外装と、ナチュラルで洗練されたヌメの内装には、ほどよいコントラストが秘められています。
カラーは、全7色展開となっています。ブラックやブラウンやダークネイビーなどが、ブライドルらしさを味わうのには適していますが、キャメルやレッドで個性をアピールするのも、オシャレなのでオススメ。
ブライドル インペリアルパース
お札と小銭を、スッキリコンパクトに収容できる、2つ折りタイプのショートウォレットです。
手のひらになじむサイズ感なので、皮脂が染み込みやすく、独特のダイナミックな経年変化を楽しむことができるでしょう。
ツヤっとし過ぎていない、味わい深い光沢感が、このブライドルレザーの魅力となっています。