ベルルッティ誕生の起源は、1895年にまでさかのぼります。今から100年以上も前のことになりますから、それだけでも、いかに歴史のある老舗の一流ブランドであるか、ということがうかがえるでしょう。
ベルルッティは、元々、フランスの高級紳士靴ブランドとして創業したという経緯があります。
ベネチアンレザーという革に、さまざまな色を塗り重ねることで、深みのある独特の艶と味わいを出すのが、ベルルッティ流です。
現在では、靴の他にも、財布、バッグ、ベルト、手帳、アパレルの他、アクセサリーなどのラインも幅広く展開しています。
サーカス団の靴を手掛けていたこともあるというベルルッティのテイストは、アンティーク調で個性的、かつどこか優美な雰囲気が魅力で、たちまち世界中のセレブの心を虜にしていきました。
あのピカソや、アンディー・ウォーホル、ジャン・コクトー、イヴ・サンローランなども、ベルルッティのファンであると公言しています。
商品の特徴は?
ベルルッティの財布の特徴についてですが、アンティーク調で、焼き焦がしたかのような深みあるグラデーションが美しいレザーに、ヨーロッパのブランドならではの、独特な手紙のような文字、「カリグラフィー」が大胆に刻まれているというのが王道です。
カリグラフィーは、施されているものと、そうでないものがおよそ半々といった感じで、どちらのパターンも人気がありますが、よりベルルッティ「らしさ」を楽しみたいということであれば、やはりカリグラフィーはアリのものをチョイスするべきでしょう。
価格帯や購入層は?
ベルルッティは、数あるハイブランドの中でも、トップクラスに高級なラインに位置しています。
財布を購入したいということであれば、予算は、10万円〜20万円ほどを見積もっておいた方がいいでしょう。
ショートウォレットであれば、5万円台くらいで購入できるものもありますが、ロングウォレットになってくると、20万円を超えているものもありますので、余裕を持っておいた方がいいかもしれません。
購入層は、世界の一流ブランドに目がないセレブ達、富裕層の人々が中心です。
アーティスティックな感性を持つメンズにウケる傾向があり、芸術的な仕事をしている人は、よりベルルッティに反応する傾向があります。
世代的には、30代後半くらいから似合ってくるといった感じで、ベテラン世代の大人仕様といったイメージがあります。
渋い風格に満ちてもいますので、50代、60代になっても、愛用していけることでしょう。
世間の評判は?
ベルルッティの財布が美しいということは、誰もが認めるところのようですが、やはり価格が価格だけに購入を躊躇してしまっている、という人は多いようです。
特に、日本では、そこまで知名度が高いブランドではないため、「あ、ヴィトンのだ!」とか「グッチの財布だね」というように、気づいてもらえることが少ない分、それでもベルルッティにこだわる、というからには、よほど惹かれるものがないと難しいというのが現状なのでしょう。
ただ、購入した人の満足度は、かなり高いようで、見る度に癒やされているようです。
オススメの商品は?
深いグラデーションと艶が美しいベネチアンレザーに、カリグラフィーという、まさにベルルッティの王道を行く、代表的なモデルの長財布です。
エグゼクティブなデキる男性によく似合う、風格とオーラに満ちていると言ってよいでしょう。
価格は12万円ほどです。初期の投資のみ、思い切ってしまえば、後はラグジュアリーな日々を待つのみです。
まるで芸術品のように美しいブルーが人の目を惹くであろう、ショートウォレットです。
コンパクトなのに、この高級感というギャップがハイセンスで、経済的な意味でも、オシャレという意味でも、レベルの高い男性に使いこなして欲しいアイテムであると言えます。
どこで購入できる?
ベルルッティの商品は、青山にある本店を始め、大都市にある大手有名デパートにて、購入することが可能です。
高島屋や、阪急、そごう、大丸など、お近くのショップを検索してみてください。
オンラインストアも存在しているので、こちらで入手するというのも近道です。
まとめ
フランスで誕生した、超高級ブランド、ベルルッティについて、その特徴や魅力、世間の評判、口コミ、イメージなどをまとめてお伝えさせてもらいました。
ハイブランドは数多く存在していますが、その中でも、ベルルッティは頭1つ抜けた、特別な存在であるということがおわかり頂けたのではないでしょうか?
歴史に名を残すほどの、有名な芸術家達も愛していたというブランドですから、その財布がアート作品のように美しいのも納得ができるでしょう。この機会に是非、ベルルッティに注目してみてください。