僕の家では、僕自身も嫁も、それぞれ革の財布を愛用しています。
ただ、僕が以前、黒の革財布を使っていたところ、嫁が「黒の革って、だんだん色が変わっていったりとか、そういう楽しみってないの?」と、素朴な疑問をぶつけてきたんですよね。
何も言い返せなかった僕は、「次に財布を買う時は、できるだけ色の変化がわかるものにしたい!」と思うようになりまして。そこから、色々探しているうちに…、最終的に、ココマイスターのパティーナ長財布に辿り着いたというわけです。
この財布の気に入っているポイント
ココマイスターの商品って、ブラックやブラウン、キャメルなどのカラーが中心で、他のバリエーションも、レッドとかイエローとか、比較的パキッとした色が多いように思います。そんなわけで、新品の状態が、「白」に近いという商品は、わりと珍しいのではないでしょうか?
どうせなら、とことん、色の変化を楽しみたいな、と。振り幅は大きい方がいいな、と思ったので、できるだけ白に近いナチュラルな色の商品を…ということで、探していたところ、案内してもらえたのが、こちらの商品だったので、まずはそこが最大のお気に入りポイントになっています。
購入後、半年ほど使用してみたのですが、既に美しい飴色に変わってきているのが、おわかり頂けますでしょうか?正直、ここまでハッキリ変わるとは思っていませんでした。
【表面】
もっと時間を掛けて、ゆっくり変化していくんだろうと思っていたのですが、あっという間に、使い込んだ感じのいい色に変わって来てくれて…。これは、可愛いですね。愛着の湧き方がハンパじゃありません。
最初から飴色の財布を使っていたら、この感動はなかったんじゃないかと思います。
【裏面】
飴色が濃いブラウンに変化していくよりも、白に近かった色が、だんだん飴色に変化していくという方が、きっと感動は大きいのではないかと!触り心地も滑らかですし、触れば触るほど、ツヤっと光沢感を増していってくれるような感じにもキュンと来ています。これは、育て甲斐のある財布ですね。
パティーナ長財布を実際に使用してみた感想
普通に便利な財布で、とても気に入っています。色々と計算し尽された設計になっていると思います。
特にカード入れが、いい感じですね。普通は、横に収納するタイプのものが多いと思うので、縦に収納するって、何となくデキる男って感じがして、オシャレだな、と感じています。
もう少し、収容可能枚数が多くてもよかったのかな、と思いますが、予備のポケットが多いので、予定外にカードが増えてしまった時でも、そちらに入れられるという余裕はあります。
ポケットが多いというのは、いいですね。映画や新幹線のチケットなんかも、ちゃんとお札やレシート類と分けた状態でしまっておけるので、なんとなくラグジュアリーな気分を味わうことができます。
この財布は、全体的にとてもスリムなのですが、ステッチがしっかりしているので、ラフに使っていても、角からボロくなってくる…といった様子がありません。レベルの高い日本の職人技が光っているんだなと思いました。
そう、ココマイスターは、日本のブランドなんですよね。
しかも、名義だけが日本で、あとは生産をアジアに頼っている…というようなことじゃなく、正真正銘、日本の職人さんが、手間暇を掛けて丁寧に作っているということなので、商品を使っていても、常に「そう簡単には壊れないだろう」という安心感があります。
それに、日本のブランドだけあって、ココマイスターは保証制度がしっかりしているので、ただでさえ作りが頑丈な上に、「何かあっても、きっと何とかしてくれる」という安心感もかなり違うと思います。
同じ丈夫な財布を使っていたとしても、万が一の時の保証がしっかりしているか、その辺がちょっとあやふやなのか…で、実際に使用している日々の気持ちってかなり変わってくるんだな、と思いました。ですので、この点は、財布選びをする際、是非、皆さんにも気をつけてもらいたいところです。
まとめ
以上、ココマイスターのパティーナ長財布について、半年ほど使用した感想をレビューとして書かせてもらいました。
経年変化を楽しみたいなら、ココマイスターだな!と感じられるような、素晴らしい財布ですよ。せっかくなら、変化の振り幅は大きい方がいいんじゃないかと、僕は思ったので、挑戦するなら是非、このパティーナ長財布の「ナチュラル」のように、白に近い色で試してみて欲しいです。黒の革財布を使っていた時には得られなかった感動がありましたよ!
日本の職人さんが、丁寧に作っている財布になりますので、とても丈夫で壊れにくいですし、なおかつ保証もしっかりしているので、革製品を扱うということに対して、不安があるという人は、まず最初に、ココマイスターで商品を購入するといいと思います。