僕は、利便性と安さに惹かれて、学生時代からずっと、ナイロン製の財布を使い続けてきたんですが….。会社で次第に後輩が増えてきて…、奢る機会も増えてきて…、という現状にふと気づいた時、このままでいいのかな?と思い、革財布を本格的に探し始めました。
ナイロン製の財布だと、新人に対して、「ご馳走するよ」という言葉にも、ちょっと説得力がない気がしたんですよね。
この財布の気に入っているポイント
まず、革の表情!と言えばいいのでしょうか。
僕はブランデーというカラーを選んだんですが、色といい、ほんのりと感じられる色ムラの感じといい、いかにも、革らしい革!という感じで、僕の美意識を一番くすぐってきたのが、コイツだったんです。
値段も、高過ぎることなく、かといって、安過ぎることもなくで、安心し、確信を持って購入することができました。
ココマイスターには、他にも数々の種類の革の財布がありました。
ちょっと白く粉が噴いたようなアンティーク調の「ブライドル」とか、セクシーな雰囲気のツヤツヤっとした「コードバン」とか。ただ、僕の中での「革」のイメージに一番近かったのは、この「マットーネ」だったんです。
実際、マットーネは、「経年変化」という、いわゆる革が味わい深く変化していく醍醐味を楽しむのに、最も適している革ということみたいですね。
ココマイスターは、信頼度の高い日本製のブランドなのですが、革そのものは、ヨーロッパの名だたるタンナー(革を鞣す工場)などから仕入れています。
最近、誕生したばかりのブランドということですが、日本の技術力の高さと、ヨーロッパの格調高い雰囲気を同時に味わうことのできる、美味しいブランドだなぁ、と思いました。
財布って、安物だと、外装は良くても、内装がちょっとお粗末…だったりしますが、ココマイスターの商品は、その辺もさすが!でした。財布を開けてみた時にも、きちんと高級さが感じられたので、そこも気に入りました。
しっかりとしたヌメ革が使われていて、これはこれで、別の財布の外装にきちんと使えるのでは?というくらいの上質なものだと思います。
外側だけでなく、内側の経年変化も味わえる財布って、二重に楽しめてお得ですよね!
マットーネ ラージウォレットを実際に使用してみた感想
革製品はデリケートなので、水に濡らさないように…、傷をつけないように…と、ヒヤヒヤしながら使わなければいけない…なんて、印象が最初はあったんですが、慣れてきてしまうと、どうってことはないですね。
まず、財布って、大雨の中で取り出すことがほとんどなくて、基本的には屋内で使うものですので…、水に濡れる心配なんて、ほとんどありません。よほど、カバンの中でペットボトルの水でもこぼさない限りは、大丈夫でしょう。
これがバッグとなると、雨に濡れることが懸念されてしまいますが…。というわけで、バッグの革を買おうかどうしようか、躊躇している、なんて人は、まず、革の財布からデビューしてみてください。ちなみに、僕もまだ、バッグは革じゃありませんので。
色合いの変化については、毎日少しずつなので、ハッと気づくほどの大きな変化を日々感じているというわけではないんですが、これでも既に、最初に見た時よりは、少しだけ色が深まってきているように思います。
革製品って、自分とともに、年を重ねていってくれているようで、愛着が湧きますね。
ナイロンの財布は、時間が経ったら、ボロくなってしまうだけですが、革の財布は、使い込めば込むほど、ビンテージ感が増していくので、購入時の値段は高いですが、長い目で見ると、とてもリーズナブルであるように思えてきました。
革のことばかり書いてしまいましたが、使い勝手については、本当に書くことがないくらい、問題ナシなんですよね。
実際に使用していて、もっとここがこうだったらいいのに…と不便を感じたことがないので、きっと、ものすごく使う人の気持ちを計算して作り上げられているのだと思います。
実はこの財布、ブランデーというカラー以外にも、美的センスをくすぐってくるような色が展開されていて…、「ブルーハワイ」という色や、「オリーブ」なんかも、独特で捨て難いなぁ…と思っていたんですよね。
プライベート用に、2つ目を購入するか、家族にプレゼントするか…、とにかく、既に持っているのに、もう1つ欲しい!と思わせるくらいの、そんな財布です。それだけ、魅力に溢れているということです!
まとめ
美しい革の色と質感、経年変化を遂げる姿が魅力的な「マットーネ」シリーズの「ラージウォレット」について、僕なりの目線でご紹介をさせてもらいました。
少しでも興味を持つ人が現れてくれたら嬉しいです。高級な質感の商品でありながら、価格は、3万円を切るくらいなので、1つ買っておいて損はないと思います!2つ目が欲しくなってしまうくらいなので…、一度、検討してみてください。