レノマは、デザイナーであるモーリス・レノマ氏が、1963年にパリの16区に立ち上げた、フランスのブランドです。
白い外壁を持つブティックは、ホワイトハウスというニックネームで呼ばれており、自分のための服を仕立て、それを来て遊びに行く、というリアルクローズの発想で人気となりました。
高級過ぎず、庶民的でもない、プチブルジョア的な、シャレたアイテムが揃っている店、という本格的なメンズプレタポルテは、当時のフランスにおいて、発想が新しいと評価され、学生からファッション業界のスターに至るまで、あらゆる層の人々の心を虜にしました。
モーリスレノマのデザインには、独自性があり、大人たちが決めたようなルールの中にはない、自由な新しさが感じられ、そんな繊細な表現に敏感である、ミュージシャンや、映画監督なども、こぞってレノマのアイテムを身に着けました。
商品の特徴は?
レノマのレザーグッズの特徴についてですが、非常にシンプルなのにも関わらず、カラフルで遊び心に満ちているという印象です。
シンプルなメンズ系のブランドは、彩度が控え目で、クールな印象に仕上げてくるようなところが多いですが、レノマの場合は、色彩が鮮やかで、モノトーンのファッションを好むメンズが、差し色に使うのにも適しています。
テクスチャーは、ツヤ感が美しいものもあれば、グラデーションが効いているものや、細かく編み込んであるものもあったりと、様々です。
価格帯や購入層は?
レノマの商品は、親しみやすい価格帯で展開されています。
セレブとされるような人々も反応しているブランドなので、さぞ高価なラインなのだろう…と思いきや、実はリーズナブルな価格であるところが魅力だったりするのです。
購入層は幅が広く、学生でも手を伸ばすことができますし、お小遣いのやりくりに苦労しているお父さんや、現役を引退したシニア層の人々でも、安心して使うことができるような雰囲気に仕上がっています。
色を選べば、装飾やシルエット自体は非常にシンプルなので、ビジネスマンが通勤時に使う財布としても、重宝することでしょう。
世間の評判は?
レノマの勢いが最もあった時代は、70年代頃になるので、その時代と比較すると、今は手を出しづらい…と感じているユーザーもいるようです。
路面店のような代表的なショップも存在していないので、ますます購入していいブランドなのかどうか、よくわからない…と感じてしまうのでしょう。
ただ、海外の有名ブランドなのに、価格帯が非常にリーズナブルであることを考えると、やっぱり惹かれる!という人が多いのもまた事実です。
使い勝手の良いテイストなので、持っておいて損をする、ということはないでしょう!
オススメの商品は?
renoma HOMME[レノマオム] ラウンドファスナー 長財布
ヨーロッパ産のポニー革が採用されている、落ち着きあるエレガントな印象の、ロングウォレットです。
細かいレザーの編み込みが美しく、ほどよく濃淡が効いていて、飽きることがありません。
カラーは、ブラックの他、レッド、ブルー、キャメルが展開されています。発色が良いので、あえて、派手で奇抜な色を狙ってみるのがオススメ。
renoma Loose レノマ ルース ラウンドジップ長財布
ヌメ革がベースとなっている美しいテクスチャーのジップ式ロングウォレットです。
ランダムなムラ感は、手作業によって表現されているとのこと。ロゴの入り方もさりげなく、高級感があります。
カラーは、ブラック、ブラウン、ネイビー、オレンジの4色展開になります。
工芸品のような美しさがあるのに、1万円台と、手を伸ばしやすい価格に設定されているのでかなりオススメ。
どこで購入できる?
レノマは現在、日本において、大々的に展開を行っているブランドではないので、公式サイトとオンラインショップが連結している、ということもないようです。
そのため、楽天やAmazonなどにて、代理で販売している企業を頼るのが正攻法になってくるでしょう。
ネットで気軽にショッピングしやすい価格帯なのが魅力ですから、ピンと来た人は、迷わずに購入してみてください。
まとめ
以上、フランスで誕生した革製品のブランド、レノマについて、特徴や魅力、世間の評判などをお伝えさせてもらいました。
日本では現在、そこまでプッシュされていないブランドかもしれませんが、実際に商品を手にとれば、学生からスターまで、幅広い人々が、レノマに魅せられ、次々に反応してきた、ということに納得がいくはずです。
気軽に購入できる価格設定にも好感が持てるはずですので、これを機に是非、レノマをチェックしてみてください。