パトリックステファンは、同名のフランス人デザイナーによって立ち上げられたブランドです。
出典:http://patrick-stephan.com/
島で生まれ育った彼は、野生の美しさや、彼の祖母によって生み出される手縫いのエレガントな洋服などから強い影響を受けます。また、彼を取り巻いていた職人達の創作物の美しさにも彼は強く惹かれることになります。
彼の運命が変わったのは、パリで行われた日本の伝統工芸エキシビションを訪れた際。この時、日本に対して、芸術的な美の可能性を感じたパトリックステファンは、日本に恋をし、渡日を決意。東洋と西洋の融合、フェミニンとマスキュリンの融合を目指すべく、2000年より、日本に身を置いて活動をしています。
時代や性別を超越した彼の独特の世界観は、高い評価を受けています。個々のアイテムは、全てハンドメイドにより仕上げられており、幾何学的な模様も細部に至るまで巧みに表現されています。
商品の特徴は?
パトリックステファンの商品の特徴は、シンプルでありつつ、洗練されていて、クールなのに柔らかい印象があります。
キレイ目のファッションにも、ゆるカジっぽいファッションにも、どちらにも似合うようなテイストで、メンズのプライベートスタイルに、絶妙にマッチするような仕上がりのアイテムが揃っています。
カラーリング的には、ブラックやネイビー、グレーやダークなベージュなどが中心で、彩度は抑えめとなっています。
シルバーのスタッズなどが効果的にあしらわれている商品も多く存在しています。
価格帯や購入層は?
パトリックステファンの商品は、全体的に手を伸ばしやすい価格帯に設定されています。
リーズナブルなラインですが、安過ぎるというほどでもなく、1万円〜3万円あたりが相場となっています。
ソリッドな空気感があるので、もう少し高そうに見えるというところが、お得感を感じるポイントと言えるでしょう。
購入層は、20代〜30代くらいの流行に敏感なメンズが中心です。
世間の評判は?
パトリックステファンの商品は、レザーが柔らかく、高品質であると評判なのですが、スタッズの使い方などが、ハイブランドであるクリスチャンルブタンや、ジミーチュウなどに、少し似ているため、そういったブランドに手を出せない、弱気な人が、パトリックステファンで妥協しているといったような見方をされてしまうケースもあるようです。
ただ、そのような噂や背景を一切気にしなければ、パトリックステファンの方が、スタッズの使い方も尖り過ぎておらず、ナチュラルで使いやすいと感じる人が多いのも、また事実です。
オススメの商品は?
Leather long wallet fold 'corner studs' KS ラウンドファスナーロングウォレット
オシャレなメンズがいかにも好みそうなテイストで、ブラックにシルバーのスタッズという王道のデザインが目を惹きます。
でしゃばらない奥ゆかしさを感じて欲しい、というパトリックステファンの意図を汲み取ってみてください。
革の質感も柔らかくて、軽量でもあるので、使いやすいと感じるはずです。
PATRICK STEPHAN “all-studs”ショートウォレット
こちらは、スタッズがたっぷりとあしらわれている「攻め」の姿勢が感じられるショートウォレットです。
スタッズのカラーは、シルバーとブラックの2色展開となっています。
上質で肌馴染みのよいカウレザーも使用されているという、高級品です。
コインケース部分は、スナップボタンにより着脱もできるので、かなりオススメ。ユニセックスでも使えるので、恋人へのプレゼントにも検討してみてください
どこで購入できる?
パトリックステファンの商品を取り扱っている実店舗は、全国に30軒ほど存在しているので、そこまでレアというわけではないのですが、大手有名デパートではなく、マニアックなセレクトショップなどに置かれていたりするので、きちんと情報を調べてから足を運ばないと、簡単にはお目に掛かれないかもしれません。
オンラインで入手する方が簡単かもしれませんので、各種ネットショッピングサイトを頼ってみてください。zozotown や、伊勢丹オンラインなどでも、取り扱いがあります。
まとめ
日本で活動しているフランス人デザイナーによる革製品のブランド、パトリックステファンについて、特徴や魅力、世間の評判などをまとめさせてもらいましたが、いかがだったでしょうか?
ハンドメイドで丁寧に作られている高品質な財布をゲットできるのですが、価格帯が比較的リーズナブルである上に、メンズの好むオシャレに絶妙にマッチするテイストなので、この機会に是非、ハマってみてください。
ルブタンや、ジミーチュウよりも、ナチュラルで、使いやすい!と感じるかもしれません。