ランセルは、フランスのパリで誕生した、エレガントな革製品のブランドです。女性向けのバッグが有名ですが、ランセルの歴史は、喫煙具のビジネスからスタートしています。
創業は、1876年とかなり古く、100年以上も昔から、一流ブランドとしてトップを走ってきた伝統的なブランドになります。
出典:https://www.lancel.com/en_jp/
30年代には、アールデコの要素を取り入れた、バケツ型のバッグが発表されています。
また、50年代には、カンガルーパテントのスーツケースを販売。また、80年代には、ドローストリングバッグの「エルザ」が販売され、こちらは300万個以上のセールスを記録しています。
いずれも、上品さと機能性とが融合している、不動の人気を誇るモデルとして、ランセルの知名度を圧倒的なものにしました。
日本には、2009年に上陸し、六本木ヒルズにショップがオープンされましたが、残念ながら、2012年には、撤退が発表されています。
商品の特徴は?
ランセルのメンズ革製品の特徴ですが、とにかくシンプルで落ち着きのある気品に満ちています。
素材やフォルムにこだわっている、ということが佇まいから伝わってくるような感じで、余計な装飾などは、基本的に施されていません。
カラーは、ブラックやダークなブルー、ネイビーなどが中心で、全体的に青系に寄っている印象です。
差し色で、赤が使われていることもありますが、ランセルのメンズと言えば、ブルーやブルーグレーのイメージ、もしくは、ナチュラルなキャメルカラーの印象が強いと言えるでしょう。
価格帯や購入層は?
ランセルの財布の価格帯は、2〜5万円程度です。
日本向けのショップは、実店舗も通販サイトも含め、枯渇している状況なので、最新の商品に関しては、いちいちドルを円に換算して計算しないといけない…など、少々厄介な状況となっています。
購入層は、必然的に、ランセルというブランドに強いこだわりを持っている人や、フランス大好き!な人、ということになってきます。
何しろ、日本からは正式に撤退が発表されているので、それでも、後を追いかけたい!というのは、よほどのことです。
また、女性寄りのブランドでもありますので、メンズでランセルの財布を新たに購入するというのは、そこにかなり強いこだわりがないと成立しない行為と言えるでしょう。
ただ、だからこそ、あえてランセルのメンズ財布を狙ってみる、というのは、マニアックでツウな選択であるとも言えるので、大いにアリでしょう!
世間の評判は?
ランセルは、日本から撤退している、ということもあり、世間の人々が気にしているのは、今、ランセルのグッズを持っていたら「古い」と思われてしまうのではないか、ということです。
これについては、意見が分かれており、確かにそうだという意見もあれば、逆にレトロでレアなアイテムを持っているということで、希少価値が高まるという意見もありました。
フランスでは今も人気となっている、有名な老舗ブランドなので、フランス製品に対して思い入れのある人なんかは、ランセルをあえて積極的に追いかけてみると良いでしょう。
オススメの商品は?
独特の質感を持つグレインレザーによって仕立てられている、モダンなテイストのウォレットです。
構築的なデザインには、ランセルの真髄が詰まっているだけでなく、しっかりとトレンドも反映されています。
アルバートシリーズは、ランセル創業者の息子への敬意を表して展開されているシリーズになります。
柔らかめの牛革が贅沢に100%採用されている、エレガントなショートウォレットです。
上品なエンボスのボディには、さりげなくランセルの文字も刻印されています。
ランセルを象徴する、気品のあるダークブルーと、ブラック、2色で展開されているので、好みに合う方をチョイスしてみてください。
どこで購入できる?
ランセルは2012年以降、日本から姿を消してしまっていますので、実店舗で商品を手に取ってから購入する、ということは難しくなっているというのが現状です。
通販サイトも、公式が日本向けに運営していくれているようなブランドとは違うため、別のサイトを経由して買うしかありません。YOOXや、BUYMA を頼るのが、残された数少ない方法であると言えるでしょう。
まとめ
以上、フランスで誕生した、エレガントな革製品のブランド、ランセルについて、特徴や魅力、評判などをお伝えしました。
日本での勢いは失われてしまったブランドになりますが、1800年代から続いている、伝統的な一流ブランドであることには間違いありませんし、フランスでは今尚、人気ブランドとして、高く評価されていますので、マニアックなブランドを狙うのが好き!という人は、あえて追いかけてみてください。
人とカブる可能性が少ない上に、女性ウケが良いブランドになるので、こだわり屋さんでありたい人や、異性との会話のキッカケが欲しい人に是非!