ユニゾンデプトは、1999年に誕生した、日本の革製品ブランドです。
ユニゾンデプト自体は20年くらいの歴史しかない、比較的フレッシュなブランドということになるのですが、バックについている企業は、小林商店といって、こちらは創業60年以上になる、老舗問屋です。
まだ発足してから、そこまで時間が経過していないブランドであるにも関わらず、ユニゾンデプトの評価は、業界内で非常に高まっており、多くの革製品専門店で取り扱われています。
ブランドの名称に入っている「ユニゾン」には、「調和」や「協調」という意味が込められています。
上質な素材を使うだけでは、最高の商品は生まれず、それらを斬新で美しいフォルムに仕上げていくためには、職人の熟練された作業が必要であるという、その意気込みが、「ユニゾン」という言葉に集約されているのです。
また、ユニゾンのコンセプトの1つに、完成した新品の商品は、ゴールではなく、まだまだスタート地点に立ったばかりである、という考え方があります。
使う人とも、ユニゾン…つまり調和し、協調していくことで、ユニゾンデプトの財布やバッグは、次第に完全体へと近づいていくということなのです。
商品の特徴は?
ユニゾンデプトの商品には、イタリア産の上質なレザーや、国産のしなやかなレザーなど、厳選された素材が使われていて、巧みな縫製が施されています。
ディテールが丁寧で凝っている、とも言えるのですが、革のテクスチャーなど、基本的には「薄化粧」のような状態で仕上げられています。
コンセプトにもあるように、店頭に並ぶ時点では、ユニゾンの財布やバッグは、まだ生まれたばかりの状態で、そこがスタートであると捉えられているからです。
ブランド内には、メインとなるいくつかのシリーズが展開されており、それぞれ独特の世界観を形成しています。
特に人気となっているのは、UDO(ウド)というイタリアンベジタブルタンニンドレザーを使用したシリーズです。
革を縫い合わせたラインがアクセントになっており、表情に手間のかかったデザインが特徴的です。
価格帯や購入層は?
ユニゾンデプトの価格帯は、品質のわりに、とても良心的です。
1万円台〜高くても、3万円台前半くらいの商品が中心なので、20代くらいの若い世代であっても、抵抗なく手を伸ばすことができるでしょう。
ネームバリューばかりが先行しているような、海外のハイブランドによくわからないまま手を出すより、確かな品質で仕上げられている、ユニゾンデプトのようにリーズナブルな国産品の方が、安心できるという人も多いはずです。
世間の評判は?
ユニゾンデプトの知名度は、そこまで高くないようですが、知る人ぞ知る、穴場の優良革製品ブランド、ということで、マニアックな人々が素早く反応しているようです。
メジャー過ぎない財布のブランドで、オススメはないですか?という問いかけに対し、ユニゾンデプトの名前を挙げて答えている人もいました。
ユニゾンデプトのテイストが好きな人に対し、似たようなブランドとしてオススメされていたのは、キーファーノイ、などです。
いずれも、リーズナブルな価格で、完成度の高い商品を提供している日本のブランド、というのが特徴です。
オススメの商品は?
ユニゾンデプトを代表する、藍染革シリーズの長財布です。
日本人の深層心理に根付いているような、奥ゆかしい美学を刺激してくる、独特の色調が魅力的。光沢のある、シボのテイストも、なかなか他では見掛けないような仕上がりになっています。
もちろん、機能性の高さも文句ナシ。価格は1万円台なので、これは狙い目と言えるでしょう!
ユニゾンデプトが得意としてる、革を継いでいるタイプのデザイン。ロングセラーのショートウォレットになります。
表のイタリアンレザーだけでなく、裏側にも高いクオリティを求めているとのこと。豊富なカラーバリエーションにも注目してみてください。
カップルでペア愛用するのにも適しているでしょう。
どこで購入できる?
ユニゾンデプトは、公式のオンラインストアを所有しているので、まずはそちらにアクセスしてみるのが良いでしょう。
実店舗に関しては、代表的なショップが東京に2軒ある他、全国のカバン専門店や、ららぽーと、パルコなど、数多くのショッピング施設にて購入することが可能です。
公式サイトのショップの項目で一覧を確認してみてください。
まとめ
以上、こちらでは、日本で誕生した、優良な革製品ブランド、ユニゾンデプトにつちて、特徴や魅力、世間の評判などをお伝えしました。
買ったその日から、財布との「ユニゾン」が始まっていく、と考えると、ワクワクするような感覚に似た、奥ゆかしい愛着が湧いてくることでしょう。
独特の藍染や、革を継いでいるテイストなど、ユニゾンデプトにしかない味わいもあるので、これを機に、是非、注目のブランドとして覚えておいてください。