ラストクロップスは、2006年に日本で誕生した、本格的な革製品のブランドです。
ラストクロップスによく似ているブランドとして、名前の挙がるのが『WILD SWANS(ワイルドスワンズ)』なのですが、ここには深い理由があります。
ラストクロップスは、ワイルドスワンズを設立した3兄弟の長男が、さらなる自身の理想を追い求めて立ち上げることにしたブランドなのです。つまり、DNAが同じなので、似た空気感が漂っている、というわけです。
より、上質な素材で…、より、高いクオリティで…、という究極を追い求めようとするラストクロップスですから、その完成度はマニアを驚愕させるほど素晴らしいものです。
価格設定もその分、強気となっているようですが、革製品愛好家達が辿り着く、終着駅的な感じで、ラストクロップスは、存在しているのです。
商品の特徴は?
ラストクロップスの製品は、とにかく革が分厚くて丈夫です。
肉厚のしっかりとした革にグッと来る、というタイプの人にとって、ラストクロップスの商品は、他にはない、たまらない価値を持っているのです。
また、ワイルドスワンズの商品がそうであるように、ラストクロップスの商品にも、エレガントな流曲線が施されています。
基本的には、革の表情を邪魔せず、最大限にテクスチャーが輝くよう、シンプルに仕上げられているので、このなめらかなラインが、アイコンの代わりのようになっています。
カラーリングは、定番としてメンズが好むような、渋い色味が中心。
派手でポップなレッドやブルーなどは、見掛けません。ブラックやブラウンやキャメルやネイビーなどが、ラインナップのほとんどを占めています。
珍しいところでは、真っ白というバリエーションが登場しています。
価格帯や購入層は?
ラストクロップスは、究極の革製品ブランドとして存在しているだけあり、財布の価格帯もかなり高めです。
大体、国産の革製品メーカーだと、相場は2〜3万円前後で、1万円台でも提供しているようなところがほとんどなのですが、ラストクロップスの場合は、5〜7万円くらいを設定しています。
ただ、見る人が見れば、圧倒的に他と違う品質であるというのは、一目瞭然。それだけの価格を提示されても、ラストクロップスの財布を是非使いたい!という人は後を絶ちません。
購入層は、本物を見極める目を持った、30代以降の大人の男性です。
経済的に裕福で、情報通でもあり、海外のハイブランド品に簡単に手を出す、という行為に抵抗を持っているようなタイプの男性が、ラストクロップスに反応しているようです。
世間の評判は?
ラストクロップスに対する世間の評判は、とても良く、これだけ価格設定が強気なブランドであるにも関わらず、「やめた方がいい」という声は、全くといっていいほど見掛けません。
革が堅牢で、長く使っていける、メンズ向けの財布は?という質問に対し、ラストクロップスは、他の優良ブランドと共に、何度もオススメされていました。
良い悪い、という以前に、購入するなら、ワイルドスワンズか、ラストクロップスか、どちらが良いのか、という2択で悩んでいる人が多かったようです。
ラストクロップスの方がマニアックで、より、真髄を極めようとしているイメージがあるようで、通な男性の心を掴んでいるようです。
オススメの商品は?
ラストクロップスらしい、ウェーブラインが取り入れられている、エレガントな長財布です。
表板の裏にもしっかりと革が張られており、隅々から高級感が漂っています。
皮革を担当しているのは、ベルギーで最大の名門タンナーである、とのこと。ワンランク上の風格を手に入れたい人は、挑戦してみてください。
有名な米国ホーウィン社のシェルコードバンが採用されている、透明感に溢れれたショートウォレットです。
独特のヌメリが感じられる光沢は、マニアがたまらず手を伸ばしたくなるほどの魅力に満ちています。
絶妙な経年変化も約束されているといって良いでしょう。
どこで購入できる?
ラストクロップスの直営店は、渋谷に存在しています。東京近郊にお住まいの人は、こちらを訪ねてみると良いでしょう。
また、公式サイトが、そのままオンラインストアになっているので、こちらで購入するというのが、正攻法です。
昔は、オンラインショッピングすらできず、かなり入手困難だったようなので、すぐにオーダーできるようになっただけでも、ありがたいことです。
まとめ
ワイルドスワンズを立ち上げた3兄弟の長男が、さらなる究極を追い求めて創立したブランド、ラストクロップスについて、特徴や魅力、世間の評判などをまとめてお伝えさせてもらいました。
かなり強気な価格設定となっていますが、マニアが驚愕するほどの品質を誇るブランドですので、海外ブランドに飽きてしまったという人もゼヒ、これを機にラストクロップスに注目してみてください。